全塗装のついでに、実はウインカーも変えておりました。
それはなぜかというと、カウルをバラすのがめんどくさいから。
いえ、言い換えると、効率的にカスタムしているということ。
純正のウインカーは、カウルからにょきっと飛び出てております。
この手のウインカーを見るたびに、キノコ的なものを連想してしまう。
せっかくのフルカウルなら、ボディラインを見せたほうが、引き締まって絶対かっこいいはず。
理想はGSXR-750みたいなウインカーミラーがええのですが、CBR400Rの場合、ウインカー穴を埋めなきゃならん。
それはめんどくさいので、貼るタイプのウインカーを購入して、穴を隠してしまおうという作戦。
結果的にそれが裏目にでて、成功(?)という結果に終わりました。
完全なるリサーチ不足でした。
ウインカーの取り外し
まずは、ウインカーを外すために、サイドカウルを外します。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
カウルを外し終わったら、サイドカウルの内張り(?)を外します。
基本的には、プラスドライバーで外れるので、問題無し。
その後は、本体と接続するカプラーを引き抜きます。
引っ張れば抜けます。
そして、固定してあるボルトを緩めます。
ボルトを回すとウインカーも回ってしまったので、片手でキノコの柄の部分を握って回らないように固定。
これで、緩みました。
その後はケーブル類を外へ押し出します。
ゴム製なので、力を加えれば変形してくれます。
無事に取り外しが完了しました。
ウインカーの取り付け
今回使用したウインカーはこちら。
ボディカラーが黒なので、スモークタイプのウインカーを使用して、ボディに馴染むようにチョイス。
付属品は、
・ウインカー本体
・固定用ネジ
・タイラップ
・両面テープ
・説明書
でした。
早速とりつけに入ります。
ボディ側のウインカー端子はカプラーになっているので、ウインカー側のカプラーを流用するために、配線ぶった切りです。
純正のコードを切るたびに、切ない気持ちになります。
気を取り直して、カプラーをウインカーと接続するために、キボシ加工を施します。
手持ちの丸キボシが無い+深夜
ということで、余っていた平型のキボシを使用。
通電には問題無し。
無事に接続完了。
念のため、取り付け前にビニールテープで防水処理をしました。
点灯チェックも問題無し!
…のはずでした。
問題発生1
まずここで第一の失敗が発生しました。
それは点灯チェックをしている時に気付きました。
CBR400Rはウインカーの部分が常時点灯している仕様なのです。
なので、配線はマイナス(グリーン)と
・ウインカー用/ハザード用のプラス(オレンジ)
・常時点灯用のプラス(オレンジ/白)
というわけで、全部で配線が3本あります。
が、今回買ったウインカーの配線は、マイナスとプラスそれぞれで、2本しかありませんではないですか!!
常時点灯用の配線がない!!!
というわけで、
このウインカーは、常時点灯には対応しておりません..。
ウインカー機能を犠牲にすれば常時点灯させられるのですが、それでは本末転倒なお話。
なので、常時点灯は諦め、ウインカーとハザードを機能させる選択をしました。
黒いボディなので、黄色のライトなんてない方がいいよね。
と、無理やり納得。
ウインカーとハザードは正しく機能したので、
そのまま、配線作業を進めることにしました。
いざ取り付け。
付属の両面テープを使用します。
もちろん貼り付け前はシリコンオフで脱脂。
両面テープは想像以上に厚みがあって、バイクの振動にも耐えてくれそうな頼もしい気配を感じました。
問題発生2
いざ、バイクに貼り付けようとした時に事件は起きました。
今回購入したウインカーのサイズが予想よりも小さくて、純正ウインカーの入っていた穴を全て覆い隠すことができませんでした。
なんてこった!!
でもとりあえず、貼り付け!!
え、どうなのこれ?
言われなければわからない?
写真は黒くて分かりにくいので、絵で描くとこんな感じ。
角度によっては、隙間は全くみえません。
しかし、一番重要な問題点はそこではありません。
問題はウインカーが小さいために、両面テープの接着面積が限りなく少ない。
一番いい角度で、可能な限りテープをつけましたが、うーんどうだろう。
これが、今回の一番の誤算。
ウインカー穴のサイズと、ウインカーの大きさをしっかり把握しないまま購入してしまったのです。
俺のばかぁぁ!!
とはいっても、純正のケーブルをぶった切った後に、キボシ加工して、再度取り付けるのは、深夜1時過ぎからやる気は起きません。
なので、とりあえずこのまま、カウルをもとに戻しました。
まとめ
というわけで、一応完成はしましたが、不安材料がたくさん。
やっぱり一番気がかりなのは、両面テープの設置面積。
手で持って引っ張っても簡単に取れそうな気配はないので、当面はこのまま使用します。
ちなみにですが、なぜこのウインカーをチョイスしたかというと、車検対応だからです。
車検基準は、下記のとおり。
・橙色のみ
・10W以上60W以下
・発光面積平方cm以上
・発光面中心より内側45度、外側80度から視認可能であること
・毎分60回~120回、一定の周期である
・Fウインカーの発光面の中心が250mm以上離れていること
・Rウインカーの発光面の中心が150mm以上離れていること
デイトナさんはこの基準をクリアしたウインカーを作ってくれたわけです。
そんなの使わないわけないじゃないですあか!!
そしたら、このザマです…。
みなさんは取り付け前に、本当に装着が可能か調べてから買った方がええですよ。
まぁ、見た目的には、ボディラインがすっきり見えるようなシルエットになったので、カスタム自体には割と満足もしていたりします。笑
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!!