「維持費」!!!
それは、バイクを持つ全てのライダーの足枷となる言葉!!
バイクを持つのに、金がかかる。
だが、新しいバイクは欲しい!!!
一度バイクの魅力にハマってしまったなら、
新しいバイクの魅力を探求したい。
新しいバイクの刺激を体感したい。
その一つにあげられるのが、
大型バイクへの乗り換え
である。
正直、中型バイクで満足しているが、
大型のパワーや安定感を感じてみたい。
仲間の大型バイクについていきたい。
超加速で追い越しして、ドヤりたい。
と思っている中型バイクライダーは少なくないはず。
今回は、中排気量バイクに位置付けられるCBR400Rに乗っている僕が、大型バイクに乗り換えた際の維持費の違いを、リアルに計算してみました。
まとめの前に、バイクを買うのはこんな人。
前回の記事同様に仮想ライダーを設定します。
↑前回の記事
・年齢:27歳
・保険:新規加入
・用途:通勤および週末のツーリング
・車体は新車、装備は、これからそろえる
・職場までの距離は10kmで毎日通勤
という設定で「400cc」と「650cc」の年間維持費を見てみたいと思います。
維持にかかる諸経費一覧
・軽自動車税
・重量税
・自賠責保険
・ガソリン代
・メンテナンス代
・車検費用(400cc)のみ
・任意保険
ここも前回記事同様ですが、任意保険ですが必ず入りましょう。
万が一事故を起こしてしまい、損害額が自賠責の限度額を超えて場合、実費になります。
カスタムよりも、まず任意保険。
被害者になった場合は自分を、加害者になった場合は、相手を守るためのものです。
自賠責保険の限度額については国交省のこちらのページを参考にしてください。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/payment.html
400ccの年間維持費は131,300円
まずは車種の設定から。
400ccの例では、実際に僕が所有している「CBR400R」を例にみていきましょう。
写真は2019年型です。僕のバイクは2016年型です。
新型、かっこいいほしいです。
軽自動車税:6,000円
■軽自動車税:6,000円
軽自動車税は「4月1日時点でバイクを所有している人」に支払う義務が発生します。
400ccの場合、重量税は1,900円ですが、車検の項目の中に含みました。
自賠責保険:5,760円
自賠責保険ですが、上記の金額は24ヶ月で契約した場合の12ヶ月のあたりの金額です。
24ヶ月の金額は、11,520円です。
こちらは車検費用の中に含まれるので、合計金額からは外してあります。
ガソリン代:33,600円
内訳ですが、
■年間走行距離
{通勤往復20km(週5日)}×1年+{週末ライディング300km(ひと月)}×12=8400km
■燃費
CBR400Rのカタログ燃費は39.7km/l。
ですが、実燃費は約30km/l
■ガソリン代
為替や貿易取引額によって変動しますが、今回は120円/lとします。
合計:8400km(年間走行距離) ÷ 30km/l(燃費) × 120円(ガソリン価格) = 33,600円
一月当たりに換算すると、2800円になります。
かなり燃費はいいです。
体感ですが無給油で500km近く走ってくれます。
燃費に関しては、かなりドヤれますね。笑
メンテナンス代:42,000円
オイル交換(3,000km毎):3,000円×2=6,000円
タイヤ交換費用(10,000km毎):35,000円
チェーン、スプロケ、バッテリー、ブレーキパッド、プラグなど消耗品は別途費用が掛かりますが、1年で消費し終えるということは考えにくいので、外して計算しました。
任意保険:約27,000円
チューリッヒ保険での概算見積もりになります。
条件は、
・26歳以上
・対人賠償:無制限
・対物賠償:無制限
・搭乗者傷害:200万円
・車両保険なし
の条件です。
自分の設定するプランによりますが、あくまで僕の場合を参考にしています。
任意保険に関しては、250cc以上の排気量のバイクは、同じ保険が使えるので、大型バイクでも基本的な金額は変わりません。
※すべて年間保険料です
車検:46,820円(2年に1回)
「2りんかん」の「基本車検コース」の値段です。
■内訳
法定費用:17,020円
整備代金:29,800円
自分で整備・点検をして車検に通す
「ユーザー車検」であれば、整備代金を大きく削ることができます。
知識のある方はこちらですね。
また、ユーザー車検を通すことを目標に、
知識を深めるのもいいかもしれませんね。
2年に一回の車検のため、年間維持費には1年あたりの金額(23,410円)を合計しています。
新車の場合、1回目の車検は3年目ですが、今回は2年に一回として計算します。
あらためて数字で出してみると、結構年間でお金かかってるなぁという印象。
あくまで、「維持」するためだけのお金。
僕の場合、装備を揃えたり、カスタムするためのパーツ代、ツーリングの時にかかる高速代や、ご飯、お土産を入れると、かなりバイクにお金使ってますね。笑
どうりで財布がいつも軽いわけだ。笑
650ccの年間維持費は156,170円
この記事を読んで、
なぜ、大型バイクなのに「650cc」なのか?
という疑問を持っている方は少なくないはず。
その問いへの答えは、
マジで大型に乗り換えるなら「CBR650R」が欲しいから
そうです。
僕が650ccのバイクを欲しいからです。
ですが、同じような悩みを持っている方は少なくないはず。
「CBR1000RR」はビッグバイクすぎて、扱える自信がない。
だけど、大型のイカしたスポーツルックのバイクに乗りたい。
「CBR400R」もカッケーけど、400ccか。
どうせなら、大型のパワーを体感したいな。
じゃあ、維持費って、どのくらい違うの?
そう!あなたや僕のような方です!!!
...能書きはもういい?
はい。下に維持費についてまとめました。
軽自動車税:6,000円
■軽自動車税:6,000円
軽自動車税は「4月1日時点でバイクを所有している人」に支払う義務が発生します。
650ccの場合、「401cc以上の大型二輪」に区分されるので重量税は1,900円です。1000ccでも一緒です。400cc同様に車検の項目の中に含みました。
自賠責保険:5,760円
自賠責保険ですが、上記の金額は24ヶ月で契約した場合の12ヶ月のあたりの金額です。
24ヶ月の金額は、11,520円です。
こちらは車検費用の中に含まれるので、合計金額からは外してあります。
ちなみにですが、250cc以上のバイクは全て同じ金額です。
ガソリン代:48,000円
内訳ですが、
■年間走行距離
{通勤往復20km(週5日)}×1年+{週末ライディング300km(ひと月)}×12ヵ月=8400km
これは400ccと同様の距離数で。
■燃費
CBR650Rのカタログ燃費は31.50km/l。
より実際の走行状況に近いWMTCモード値では21.30km/l
ですので、21km/lとして、計算します。
■ガソリン代
為替や貿易取引額によって変動しますが、今回は120円/lとします。
400ccと同様に。
合計:8400km(年間走行距離) ÷ 21km/l(燃費) × 120円(ガソリン価格) = 48,000円
一月当たりに換算すると、4000円になります。
メンテナンス代:46,000円
オイル交換(3,000km毎):3,000円×2=6,000円
タイヤ交換費用(10,000km毎):40,000円
400cc同様、チェーン、スプロケ、バッテリー、ブレーキパッド、プラグなど消耗品は別途費用が掛かりますが、1年で消費し終えるということは考えにくいので、外して計算しました。
任意保険:約27,000円
チューリッヒ保険での概算見積もりになります。
条件は、
・26歳以上
・対人賠償:無制限
・対物賠償:無制限
・搭乗者傷害:200万円
・車両保険なし
の条件です。
※すべて年間保険料です
任意保険に関しては、400ccと同様ですね!
車検:46,820円(2年に1回)
「2りんかん」の「基本車検コース」の値段です。
■内訳
法定費用:17,020円
整備代金:29,800円
400cc同様、2年に一回の車検のため、年間維持費には1年あたりの金額(23,410円)を合計しています。
新車の場合、1回目の車検は3年目ですが、今回は2年に一回として計算します。
「2りんかん」は、排気量による価格差はなく、コースによって金額が変わるみたいですね。
なので、400ccでも650ccでも同じ値段のようです。
まとめ
中型と大型の年間維持費ですが、
400cc → 131,300円
650cc → 156,170円
という結果になりました。
月ごとで計算してみると、
400cc → 10,941円(1ヵ月)
650cc → 13,014円(1ヵ月)
となりました。
なので、一月あたりの差額は「2,073円」です。
この「2,073円」というのは、消耗品の値段の差です。
今回の場合はタイヤです。
車検や税金は、400ccでも650ccでも、ほぼ一緒の維持費ということが言えますね。
が、忘れてはいけないことが2つあります。
そうそれは、
車両価格
と
大型免許取得費用
です。
この2車種の車両価格を見てみると、
「CBR400R」 → 793,800円
「CBR400R」 → 1,069,200円
価格差は275,400円です。
さらに、大型免許未所持の場合は、ここに免許取得費用の約100,000円が乗っかります。
維持費だけでみると大差はないですが、やはり大型バイクは「バイクそのもの」が高価なので、やっぱりお金は必要ですね。
さらにカスタムパーツも排気量が大きいバイクの方が、とってもお高いです。
ちなみに、250cc、400cc、650ccの年間維持費を並べてみると、
250cc → 108,240円
400cc → 131,300円
650cc → 156,170円
という感じです。
つまり、どの排気量のバイクを乗るにせよ、結局お金は出て行ってしまうので、お財布と相談して、自分の乗りたいバイクに乗るのが一番!!
そして、最後に僕が声を大にして言いたいのが、
後悔する選択だけはするな!!!
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!
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