Z-7を使用し始めてから、はや3年。
SHOEIのZシリーズはすでに、Z-8が発売されましたね。
僕のZ-7もレザー部分はだいぶカサカサになってしまいました。
次のヘルメット探しも視野に入れつつ...。
ヘルメットの候補と言えば、「Arai」「SHOEI」「OGK」では無いでしょうか。
流線型のスタイリッシュなヘルメットにしたいライダーにとっての選択肢といえば「SHOEI」。
そして、そのSHOEIのヘルメットを選ぶこれから選ぶライダーにとっての候補と言えば「Glamster(グラムスター)」ではないでしょうか!
オシャレかつスタイリッシュ。
最近のバイクトレンドのネオレトロにマッチするスタイリングになること間違いなし。
2020年の9月に発売されましたが、カラーによっては未だに入荷待ち。
今回は今、Z-7を持っており、Glamster(グラムスター)に買い換えようと考えているライダーに、突き刺さる内容で。
もちろん、これからGlamster(グラムスター)を購入しようと考えているライダーにも参考になる、
Z-7との比較を交えながら、Glamster(グラムスター)を徹底レビューしていきます。
【レビュー】Glamster(グラムスター)の外観と性能
Glamster(グラムスター)の見た目
ヘルメットのシルエットに特別な起伏はなく、シンプルな見た目なのが最大の特徴ですね。
Z-7やZ-8のように風を後ろに受け流すエアロ部分はほぼありません。
レーシーな印象はないので、どんなバイクに合わせてもモダンになる印象ですね。
斜めから見た感じもいい感じ。
シールドの可変部分もアルミの削り出しで、洗練された雰囲気。
細部にもこだわりを感じます。
カッケーな。
Glamster(グラムスター)の機能
エアインテーク
フルフェイスにありがちな、口部分の可変エアインテークはなく、開きっぱなしのエアインテークが搭載されています。
内側は直接風が入ってくるわけではなく、耳の後ろに風が抜けていきます。
そのため、風が直接口に当たらないので、インカムやマイクも問題なく使用できます。
あご紐
また顎紐は、SHOEI印のDリング。
Gt-Airのようにワンタッチタイプではないようです。
正直、顎紐の装着は慣れですね。
慣れてこれば、グローブをつけたまま装着したり、片手でつけることもできますよ。
シールドロック
シールドのロック部分は、今までにないタイプで、スライドしてから押し上げるタイプですね。
上にあげる際の力も、軽い感じではなく、Z-7と同じような力加減の印象。
その分機密性も高そうです。
チンガード
あご部分には、これまで通りのチンガードが付属しています。
走行時の風切り音防止というのがメインですが、高速走行時には正直あんまり効果がありません。
それよりもポイントなのは、冬ツーリング!
これが口元部分の風の巻き込み防止になって、冬ツーリングでは特に寒さ防止にかなり役立ちます。
Glamster(グラムスター)の重量と装着サイズ感
重さを比較してみました。
重量の比較表から見てみる
製品サイズ | S | M | L | XL | XXL |
---|---|---|---|---|---|
ソリッドカラーモデル | 1,216 | 1,291 | 1,317 | 1,417 | 1,414 |
グラフィックモデル | 1,218 | 1,294 | 1,308 | 1,419 | 1,437 |
【Z-8】 ソリッドモデル | 1,347 | 1,384 | 1,415 | 1,467 | 1,530 |
【Z-7】 ソリッドモデル | 1,320 | 1,356 | 1,397 | 1,456 | 1,466 |
やはり機能がシンプルな分、Z-8、Z-7よりも軽いですね。
軽いヘルメットが欲しいという方には、おすすめのヘルメットですね。
しかし、Z-7、Z-8シリーズではXSのサイズがありましたが、Glamster(グラムスター)はSサイズスタートのようです。
そのため、一概に同サイズで比較することはできません。
Z-7、Z-8と同じサイズだと思って買うと、想像以上に小さく後悔すること間違いなし。
必ず試着して購入しましょう。
僕は普段LサイズのZ-7を使用していますが、同じLサイズのGlamster(グラムスター)を装着すると、取るときにこんなことになります。
かなり窮屈な印象。
あと、顎が飛びててそうな気配がしました。
Glamster(グラムスター)とZ-7を比べてみた
Glamster(グラムスター)とZ-7を並べてみた
正面からだとこんな感じ。
Z-7はインカムのマウントの関係で、若干斜めになっております。
やはりGlamster(グラムスター)の方がシンプルな印象ですね。
上からだとこんな感じ。
ガッツリ僕の腕が写っておりますが、Z-7の方が明らかに長いですね。
後ろから見るとこんな感じ。
Glamster(グラムスター)がとてつもなくシンプルで綺麗。
後ろにエアインテテークの風の抜け穴がないですね。
それにしてもステッカーがカッコいい。
装着サイズ感
とりあえずかぶってみました。
こんな雰囲気です。
同じL同士で被ると見た目も小さい印象です。
ちなみに、Z-7はこんな感じです。
並べて比べてみるとこんな感じ。
ちなみに別の人(持ち主)が被るとこんな感じ。
■Glamster(グラムスター)
■Z-7
まとめ
比較してみましたが、Glamster(グラムスター)かっこいいですね。
入荷待ちも頷けます。
XSR900やZ900RSなどのネオレトロバイクはもちろん、フルカウルバイクはクラシックバイクなど、どのバイクでも合いそうです。
一番の特徴はシンプルが故に、相手を選ばないデザインですね。
しかし、シンプルが故に機能が制限されている点が、惜しい。
一言で言ってしまえば快適性に欠ける印象です。
スタイル重視のライダーにはおすすめのヘルメットと言えますね。