バイクカバーといえば、青空駐車ライダーにとって、バイクを守る守護神のようなもの。
雨や風からバイクを守ってくれる。
直射日光からバイクを守ってくれる。
キズやイタズラからバイクを守ってくれる。
盗難からバイクを守ってくれる。
とにかくバイクを守ってくれる。
まるで守護月天です。シャオです。
今使用しているカバーは、弟から
「これ、マジで高級カバー(自称)だから!!」と譲り受けたものです。
メーカーは不明です。
弟の使用期間も含めると、5年以上は経過しております。
なので、現在ウチの守護月天のお姿はこんな感じ。
ハッキリ言ってゴミ以下です。
タンク部分は、指でつまんで裂くことができます。
風で煽られる度に、穴が広がっていくので、紐で縛ってガムテでくっつけてあります。
雨も風も全部内側へ。吸水力が違います。
バイクの粗大ゴミ感が、ハンパじゃないです。
というわけで、新たな守護月天を召喚しようと思っております。
というか、早く買わないと、雨が降る度にバイクがびしょ濡れになります。
いつものように、僕なりの基準を設けて選定したので、参考にしていただければ幸いです。
バイクカバーはこう選べ!
とにかくバイクカバーに求めることは、あらゆるものからバイクを保護すること。
バイクカバーこそ、値段相応の性能なので、自分がバイクカバーに何を求めるかを考えると、選ぶ基準になるかと思います。
僕が特に重点を置いた点が、
■年中青空駐車場なので、雨風からバイクを守る耐水性と耐久性
■内側の素材が、起毛もしくは不織布で、バイクが傷つかないこと
という2点です。
現在使用しているカバーは高級(自称)なだけあって、裏側の素材は不織布です。
なので、自家塗装したカウルも、カバーの着脱の際に傷つくことはありません。
耐久性も4年はもったので、同等程度のものにしたいなと思っております。
選ぶ際に下記のことを気をつけるといいかも。
素材
耐久性や防水性を左右する部分です。
当然ながら厚手の素材であればあるほど、耐久性が上がります。
その分重くなりますが、ツーリングの際に持ち歩くことは考えにくいので、携帯性は度外視して良いかと。
ツーリングでバイクカバーを持参してくる強者には未だ出会ったことがありません。
重ければ思いほど、風に煽られにくくなるので、結果的にキズへのリスクが減ります。
帰宅後、すぐにカバーをかけるのであれば、マフラー、エンジン部分に耐熱素材が使用されているものが良いかも。
薄い安物だと、簡単に溶けます。
また、水が侵入してくる箇所というのは、布の縫い目が多いです。
そのため、縫い目の部分は「二重ステッチかつ、裏地に防水処理」という製品が良いかと思います。
撥水性の素材であれば、雨上がりの乾きが早くなります。
■POINT
・携帯性を考えないなら、厚手の素材で耐久性を。
・青空駐車場なら、撥水素材で雨対策を万全に。
色
バイクカバー色は、ほとんど全ての製品が、
ブラック
シルバー
の2色であることが多いです。
個人的に思う2つの違いは、
耐久性を重視したいなら、シルバー。
盗難防止を重視したいなら、ブラック。
パンツでタイプ分けすると、
トランクス履いてそうな人は、シルバー。
ボクサー履いてそうな人は、ブラック。
ブラックは夜の闇に紛れて、泥棒にバイクが見つかりにくい。という利点があります。
防犯の観点から考えると、有効かと思います。
ですが、直射日光に晒される場所に保管する場合には、日に焼けて黒の色が落ち、まだらなグレーになることがあるので、見た目がよろしくないですね。
物によっては2〜3ヶ月で色褪せていく製品もあるみたいです。
僕の場合は直射日光に晒される場所に置くので、シルバーでいいかなと。
あ、パンツはボクサーですよ。
■POINT
・防犯を重視するならブラック。
・直射日光下の目に見える劣化は、ブラックが顕著。
機能
値段が高いバイクカバーほど、便利機能が搭載されています。
必ず確認したい点は、
チェーンロック穴の有無と、着脱防止機能です。
カバーにチェーンロック穴があると、ロックの着脱が非常にスムーズです。
ロック穴を通すことで、風でバイクカバーがFRY AWAYすることがありません。
また、風に関する点において、
風の強い日には、カバー内に風が入らないように着脱防止の留め具を使用することで、バイクの転倒防止にも繋がります。
留め具を使うことでカバーの中に風が入ってバタつかず、傷の防止にもなります。
ベンチレーション機能もよくついていますが、あんまり恩恵を感じたことはないかも。
多分あった方がいいです。
■POINT
・チェーンロック穴でスムーズにロック&STOP!カバーのFRY AWAY。
・留め具で、キズ、転倒の防止。カバーもいなくならない。
値段
バイクが大事なら、安物はマジでやめておいた方がいい。
これにつきます。
何に重きを置くかにもよりますが、青空駐車場であるならば、最初に金を出しておいた方が結果コストが抑えらると思います。
安物の撥水効果がなくなって、防水スプレーで対策をしているなんてレビューをみたりしますが、最初からそれなりの性能を買っておいた方が良い。
極論ですが、ダイソーのバイクカバーなんて、透け透けですし。
彼女に着せるなら、激安の方が見えそうで見えない感がエロくていいかも(妄想)
■POINT
・性能を金で買え。
・3000円代以下は地雷の可能性あり。
選定基準まとめ。
という点を踏まえ、僕が購入する基準は以下のようになります。
・厚手の生地で、耐久性・耐水性を重視したい。
・裏の素材は、不織布もしくは起毛でキズのリスクを減らしたい。
・予算は1万以下。
・チェーンロック穴、留め具(1個以上)は必須。
という商品が、僕の使用環境には合いそうです。
サイズは購入前にしっかり確認すれば問題なしです。
「大は小を兼ねる」とよく言いますが、バイクカバーには当てはまりません。
大きすぎれば、余った部分が風に煽られ、キズの原因になります。
小さすぎれば、入りません。
なので、バイクの全長・全高・全幅サイズとカバーのサイズを確認し、ちょうどぴったりを選ぶことが大事です。
合言葉は
「JUST IS BEST」
です。
うん。いいキャッチコピーだ。
オススメしたいというか、買いたいバイクカバー
そんなことを踏まえながら、ピックアップしたバイクカバーがこちら。
ちなみにここで表記する値段は、僕のCBR400Rにあったサイズで見ているので、ご自分のバイクサイズと照らし合わせて、値段も確認してくださいね。
ARADEN ( アラデン ) 起毛防炎バイクカバー
カバーの裏側が起毛のため、バイクが傷つきにくいという点は、安物のカバーにはないメリット。
フロント、リアともに、大きめのチェーンロック穴が搭載されているので、大型のチェーンでも問題なく使用できる点はGOOD。
起毛防炎なので、マフラーの熱でカバーが溶けることもなく、万が一の時も安心!
amazonレビューを見てみると、概ね好評だったのですが、
タイヤが当たる部分にゴムが搭載されており、バイクにかけた後も絞りになるのだが、ゴムがキツくてかけづらいとのレビューも。
僕は装着は慣れで、ゴムがキツイと風が入りにくいので、悪いことだけではないなぁという感じ。
しかし、値段が10,000円を若干越えるので、そこがなぁ..。
(2019年10月現在)
収納袋もついているみたいです。
値段なりの性能はありそうなので、これはアリ。
平山産業 透湿防水バイクカバーVer2 グレー LL
「浸透防水!」
なんかNARUTOの忍術みたい。
最大の特徴は、「5層構造からなるカバーが、水の侵入を防ぎ、湿度を逃す」という点。
シート内の結露を防ぐことで、サビや樹脂などの劣化を防止します。
また耐光性も高いということで、年中青空駐車場のバイクには、かなり良さそうですね。
素材も厚く硬めのため、風でバタつくことも少なめ。
もちろん、裏側の素材は不織布で、バイクへのキズへのリスクが低いのも嬉しいですね。
しかし、値段が12,000円を越えるのがなぁ...。
(2019年10月現在)
性能面ではマジで申し分なし。
もう少しお金にゆとりがあれば、これ一択かも。
完全防水レインプロテクト LLサイズ BB-404
はい、これはあれです。
完全に「ハリーポッター」です。
バイクカバーをジャケ買いしろと言われたら、秒でこれを選びます。
ふざけた箱にも関わらず、性能はかなり良さげ。
チェーンロック、風飛び防止ベルト、裏側は不織布。
そして、
「雨を完全にシャットアウト」
である。
ベンチレーションはありませんが、値段が7,000円代という点が非常に嬉しい。
これは第一候補ですね。
ビバ、レインポッター。
コスパ重視なら...バイクカバー XYZCTEM
「やっぱ、バイクカバーに5,000以上は出せんわ。」
という方も少なくないはず。
コスパ重視ならこのバイクカバーが良いのではないでしょうか。
3000円という安さ!
厚手の生地、風飛び防止ベルト、二重裁縫の防水効果、チェーンロック穴、などバイクカバーとして使うには十分な機能が備わっていると思います。
バイクyoutberのホワイトベース二宮さんも紹介されてましたね。
二宮さんもおっしゃっていたのですが、安いカバーを短いサイクルで交換していく。
というスタンスの方には良いかと思われます。
僕は裏地の素材がバイクに優しくない気がするので、候補からは外しました。
コストを抑えたい!という方に、おススメめできると思います。
まとめ
というわけで、バイクカバーについてリサーチしたわけですが、
この中で、これに決めたというものがあります。
それは、
レインポッターです。
ハリーポッターのフォントを使用するという独特のセンスはもちろん、機能、値段ともに申し分ないかと。
早くこれを買って、
「エクスペクトォォ パトゥローナムゥゥゥ!!!!」
と言いながら、バイクにカバーをかけてあげたいです。
また、これからバイクカバーを選ぶならば、
・値段=性能であるということ。
・使用環境に合わせてチョイスするということ。
をアドバイスしたいです。
青空駐車場でバイクカバーをかけないのは、バイク泥棒の格好のマトになります。
飢えた獣は、すぐにやってきます。
酔っ払いだらけの満員電車に、全裸の金髪美女を放り込むのと同義です。
お願いだから、服着てください。
バイクカバーでバイクを守りましょう!!
それではHave a nice 東海バイクライフ!
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