CBR400Rカスタム最終章。自家塗装でマットブラックに、全塗装。




ついにここまできました。

というか、納車から半年も経ってないのにオールペンするとか、どうかしてる!
と、お思いの方も多いのではないのでしょうか。

 

ええ、僕もそう思います。

 

やりたくなったら我慢できないのです。
ついつい、勢いに任せてやってしまいました。

 

でも、バイクにオリジナリティを出すなら、自分の好きなカラーに変えるしかない!
そんな衝動にかられて塗ってしまいました。
マットブラックに。

 

お前、黒(ツヤ)→黒(マット)って、結局黒じゃねーか!
と多いのではないのでしょうか。

 
ええ、僕もそう思います。
全くその通りです。

 

ただ、本人の満足度はかなり高めなので、お許しください。
塗装素人が、素人なりに頑張りました。

 
マットブラック最高ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!
いぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええいいい!!!

 

足付け。綺麗なツヤ肌を削りまくる。

はじめに、カウルを全部外します。

詳しい外し方はコチラ。

まずは、足付けです。

足付けとは、ツルツルの塗装面を削り、あえて傷をつけることで、傷の隙間に塗料が入り込ませ、部品と塗料の密着性を高めます。
傷つけてしまって塗料が剥がれた部分も、ある程度であれば塗装できる綺麗な塗装面に仕上げることができるのと思います。

誰かが言っていた、塗装は下地が命だと。

 

 

まずは水をかけて、汚れやホコリを洗い落とします。
今回は耐水ペーパーを使って、水研ぎします。

300番手の粗目のペーパーでガシガシ削ります。

 

 

削った後です。

さすがに一筆目を入れる耐水ペーパーをもつ手は震えました。

 
「…いくぞ。いくぞ!いくぞぉ!! あぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ジョリ。
 

ピカピカのカウルを削る瞬間は気合が命。
闘魂研磨です。
間違いなく眉毛はハの字でした。

 

 

一度削ってしまえば、あとは作業です。
さくさくいきます。

マットブラックぽいですが、表面のクリアの塗装面が削れただけです。

 

 

こんな感じで足付け終了。

下地をつくる。プラサフ塗装。

 

 

今回は、缶スプレーではなく、スプレーガンを使用します。
まずは、プラサフから。

プラサフとは、塗装の下地のことですね。
メイクに例えると、化粧水とか乳液とかですね。

プラサフを塗ることで、浅い傷などは埋まってくれます。
この作業は、綺麗な塗装面を作るには必要だと思います。

 

 

プラサフを塗る前に、塗装台へ運ぶ際に付いたであろう、油をシリコンオフ落とします。
いわゆる脱脂ですね。
油が付いていると、塗料を弾いてしまうので、この作業は必須です。

 
シリコンオフがない場合は、台所用の中性洗剤を薄めて使うことで、脱脂することができます。

 
いざ塗装

 
僕は、塗る際に部品から20cmほどあけて、ゆっくり塗ります

缶で塗るなら、一定方向に塗った方がよいですね。

 
塗装面が垂れる直前のツヤが出ている状態で塗り進めていきます。
 

あまり同じ箇所に塗りすぎると、塗料が垂れてしまうので、注意が必要です。

まぁ、余裕で液だれさせましたが。笑

プラサフは後で研磨するので、問題なしです。

 

 

うん、綺麗に塗れました。

 

 

 
研磨前でこのくらい塗れていれば、ええのではないでしょうか。

 
30分程度で硬化するので、しばし休憩。
硬化した後は、本塗りの前に塗装面を整えます。

 

 

800番手の中目の耐水ペーパーを使用します。
また水をかけながらゴシゴシ削ります。

ここで若干のたれやムラはクリアになります。

 

 

こんな感じで削り終わりました。

え、白もかっこええやん。

「プラサフのまま走れば?」と提案されましたが、
ばかやろう!!!と一喝。

心のなかで、白もアリかも。
と思っていたのは内緒です。

 
そうこうしているうちに、夜になりました。

 

 

塗料について

 
今回は2液の塗料を使いました。
プラサフ、マットブラックどちらもです。

 

 

2液塗料とは、塗料、硬化材、うすめ液を混合した塗料です。
特徴として、値段は高いですが、耐久性も高い。

今回使用するマットブラックは、クリア塗装をしない想定なので、なるべく耐久性の高い塗料を。
というわけで2液を使います。

 
バイクの塗装に必要な塗料の量ですが、フロントマスク、サイドカウル、リアカウル、フロントフェンダーを塗りますが、500mlあれば塗れると思います。
というか、塗れました。
ただ、500mlというのは塗料単体の量なので、硬化材、うすめ液を調合するので、全体の塗料は多くなります。

1l買ったブラックの塗料は、2回重ね塗りして半分弱残りました。
 

ただ、今回タンクは塗っていないので、タンクも塗る際には、もうすこし多めに塗料を準備する必要があります。

 
プラサフはn氏がこぼしたので、残量はわかりませんでした。

 

 

足首に下地をつくってました。

ばかやろう。

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いざ、本塗り

 

 

プラサフ同様、ブラックも2液の塗料を使います。
なので、まずは調合。

が、ここでN氏がプラサフをぶちまけたからか、電池が切れたかわかりませんが、計りが停止。

N氏の手の感覚による調合が始まります。笑

「うん、硬い。うーん、どうだろう。うーん、たぶんいい感じ」
という、お言葉を信じ、「本気か!?」と疑いつつも塗ります。

 

みなさんはしっかり計って塗ってくださいね。

 

いざ、塗ります。
プラサフと同様に塗ります。

ただ、マットブラックはムラになりやすいので、慎重に。
全体の塗料が均一になるように塗ります。

 

 

こんな感じで、2回ほど塗りました。

マスクをせずに塗ったので、ハナクソも真っ黒です。
肺も真っ黒になっていたらどうしよう。

 

時間も夜なので、電気に虫が群がり、塗装面に落下し、Fuckな状態にもなりました。

そんな時には、虫取り職人の出番。

 

 

ええ、n氏です。

 

 

神の手炸裂です。

 

虫を除去して、その上からブラックを塗りました。
意外に綺麗に消えるので、うれしい!

 

深夜12時!
やっと終了です。

ガレージ内はシンナー臭が充満し、呼吸するためにガレージ外へ出るような劣悪な環境でした。笑
外の空気はうまい。

 

 

結構、いい感じに塗れたのではないでしょうか。

 

 

若干ムラになった部分もありますが、難しいと言われているマットブラックを素人なりに綺麗に塗れた気がします。
満足度は高め。

 
フェイスマスクのネジも一緒に塗ります。

 

 

スプレーガンの風圧で飛んでしまうので、洗濯バサミを使って固定します。

 

 

うん、いい感じ。

作業が終わる頃には、手の汚さが過去最低でした。

 

このあと、カウルと取り外した逆の手順で、カウルを取り付けて、完成!

うーん、マジでかっこいい!!!

 

お披露目

どーですか!この質感!!

結構綺麗に塗れたのではないでしょうか!!!

 

気になっていた、マスクとサイドカウルの色の違いも、オールペンで全て解決!!

 

 

もちろん、リアカウルもシングルシートカバーも塗りました!!
お尻もええ感じに仕上がっています!!

 

 

タンクと、足があたる部分はマスキングして、あえて光沢ブラックを残しています。

 

 

この辺や、液だれを起こしたところは、カーボンシートを貼って隠します。笑
結構いい感じじゃないかなぁ。

 

かっこいいよ!CBR400R!

 

まとめ

やっちまったぜ!!!!
全塗装!!!

かっこええよ!!
かっこえええ!!

黒光りする君の姿は、なんともエロい!!

 

そのわけは、マットブラックの表面を保護する種に、WAKOSの「バリアスコート」を施工したからでもあります。
おかげで黒の深みが増しました。

 

いやぁかっこいいね。かっこいいよ。
かっこいいしか言ってないよ。
だってかっこいいんだもん。

 

自分で作ったオンリーワンなカスタムの車体というだけで、もう満足度は満点です。
ついでにウインカーも変えました。
それはまた、別の記事で。

 

ぶっちゃけ細かいところを見れば、ヒビっぽくなっていたり、隅っこが濡れていなかったり、クオリティだけ見れば100点とは程遠いですが、時間をかけた分、愛車への愛情は120点です。

これも、n氏のサポートがあったからここまでできました!
n氏ありがとう!!

 
これに乗っていろんなところ、行きたいなぁ!!

皆さんもバイクにオリジナリティをだして、バイクライフをエンジョイしましょう!!
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!!

【カウルの取り外し方】

 




僕の愛車CBR400Rの、
中古買取価格は、
約25万円でした!!

高いのか安いのかよくわかりません!笑
でも、次のバイクに乗り換える時って、今乗っているバイクがいくらの下取り価格になるのかって、重要ですよね。約1分で愛車の最高額や平均買取価格が分かっちゃうってカンタン。
うーん、25万か。
次のバイクは….カブだな!!!!


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