無事にCBR400Rが納車されたので、晴れてツーリングライフがスタートしました!
キーをオンにした瞬間の、メーターがピロロロロと振り切れて起動する様が、今の心躍る瞬間です。
「さぁ、行こうぜ!」と言われてる気がして、いいですね!
さて、その一発目の目的地は、以前にも紹介した恵那峡(大井ダム)!
旅のお供は…
弟です。
今回の旅は、バイク歴の長い弟にいろいろ教えてもらう旅になりました。
旅のあしあと
A:高蔵寺駅
B:マクドナルド19号 土岐店
C:道の駅 土岐美濃焼街道 どんぶり会館
D:道の駅 らっせいみさと そばの郷
E:ファミリーマート 恵那原東店
F:大井ダム
G:恵那峡天界苑
H:考見さ寮
全行程で往復120kmくらいだったかな。
旅が終わるころには、すっかりCBRに慣れました。
ライディングスタイルが良くないみたいで、なぜか左腕が筋肉痛に。
「弟には、腕を伸ばしすぎなんじゃない?」
とツッこまれました。
振動でお尻がぷりんぷりんになった気がします。
くたくたになったけど、とてもいい旅でした。
旅のはじまり【A→C 道の駅 どんぶり会館へ】
朝の8時ごろに出発。
若干の肌寒さと、朝のすがすがしい空気を感じながらCBRを走らせます。
朝のライディングはホントに気持ちいい。
気持ち良すぎてシールドオープン!
虫が顔面にダイブ!&弾ける!
気持ち悪くてシールドクローズ!
山道はシールドを開けるタイミングが難しい…。
僕の前を走るのは、弟の真っ赤なCBR650F。
安全運転で、先導してくれます。
高蔵寺駅からまずは土岐市を目指すために、愛岐道路(岐阜県道15号)を走ります。
庄内川(土岐川)の横を流れるこの道は、木々の間から朝日がこぼれ、涼しさが心地よいのです。
朝早いこともあって、車の通りも少なく、信号の少ない道を快適に走ります。
数台のバイクとすれ違います。
この時は、まだ慣れないCBRにガクブルなので写真はありません。
運転に必死です。
2速に入ったはずのギアがNに入って、ふかしまくり…!
イキってないですよ!ビビッてるだけです!
多治見を通過し、土岐川沿いを走っていると、土岐市へ到着。
若者らしく、朝マック!。
が、衰え始めた胃袋には全部入りきらず、コーラをお残し。
9時半ごろに、「道の駅 どんぶり会館」に到着。
【「道の駅 どんぶり会館」って?】
土岐市といえば、陶磁器の町。
その窯元が集まり、陶器を販売する道の駅です。
名前を聞くと、とてもうまそうですが、中身ではなく、外側の陶器をたくさん並べてあります。
さらに、「陶芸教室」も開かれているので、ろくろを使ってオリジナルの陶器を作ることもできます。
普段使いのお茶碗から、
小さいすり鉢的なやつまで、マジで陶器がたくさんあります。
弟は
「茶碗が欠けたから」
と、茶碗を買い、無造作にリュックにつめてました。
そんな入れ方したら、また欠けるんじゃないのと思いましたが、あえてスルー。
さらに、2階には展望スペースがあるので、自然を感じながら、ひと休み。
休憩した後は、CBRちゃん達をパシャリ。
CBR650Fがちゃんと登場するのは、これが初めて。
ギュイーーーンと、
嫉妬するくらい、いい音で加速していきます。
余裕でぶっちぎられますね。
弟よ、おぬしのバイクもかっこええがな。
旅の足は、ここから恵那へ向かいます。
信号ねーぜ!ヒャッハー!!【C→D 道の駅 らっせぃみさと そばの郷】
ここからの道は、山々を抜ける道。
適度なカーブと、アップダウン。
そして、最高なのは信号が全然ないこと!
もう、ヒャッハー!ですよ。
スピードは出てないので、気持ちの問題ですが。
特に、「瑞浪高原ゴルフクラブ」や「瑞陵ゴルフクラブ」「みずなみカントリー倶楽部」を通る道は、マジ最高。
高速コーナーと直線が続いて、初心者でも、がっつり走っているような感覚になれます。
登坂車線もあるので、安心して追い越しできるのもGOOD!
瑞浪から恵那にかけてのこのルートは、今回随一のワインディングロード。
若干標高が高く、10時半の暑くなり始めた時間帯でも、涼しい。
水の入った田んぼに映る青空が気持ちいい。
視界も突き抜け、ずっと遠くの雪のかかった山々が、気持ちよさをさらに盛り上げてくれます。
最高な道を走ること数十分。
やっと到着「道の駅 らっせいみさと そばの郷」
ここは、ほぼ休憩です。
手打ちそばの体験教室みたいなので、家族ずれが大いに盛り上がってました。
なかで、手打ちそばを食べられるスペースもありました。
お土産もの売り場には、そばはなく、
そばがほしい場合は「生そば」なるものを店員さんにお願いするシステム。
弟は、
「生そばしかねーのかよ。普通のそば売ってないじゃん」
日持ちのことを考えてたのか、何も買わずに、立ち去ります。
奥には水車があって、割と本格的な"そばスポット"なのかな。と感心。
また、この道の駅にもたくさんのライダーが休憩してました。
が、出会いはなし。
ひと休みして、大井ダムへ向かいます。
大ツーリング団の先頭でガクブル【D→F 大井ダム】
"そばスポット"を立ち去り、大井ダムへの道をひた走ります。
「先頭かわって。」
とCBR400Rが先導します。
道もインカムとスマホをつないで、スマホナビのガイド付きで向かいます。
しばらく快適に走っていると、
「お、CBR1000RRじゃん」
と曲り道の角から、CBRの親分が顔を出していました。
が、ここで問題発生。
その鼻先を颯爽と通過しようとした瞬間、衝撃的な光景が。
そのCBR1000RRを先頭に、
GSXR、NINJA、パニガーレ、ハーレーなど、いずれも低ーい重低音を奏でるリッターバイク達がゾロゾロと列をなしています。
ざっと、15、6台。
そしてウインカーの先は、まさに自分が向かう方向。
僕の後方に、車はなし。
僕と弟が通り過ぎると、猛者の軍団がついてきます。
「おい!マジか!俺が先頭みたいになってるやん!」
CBR400Rという中型バイクが、モンスターバイク達の先頭を走るのです。
その時点で脇汗シャーシャー。
ミラーを埋めるのは、ドルンドルン重低音を鳴らすリッターバイク。
さらに皆さま、革ツナギにミラーシールドを着用しており、怖さ倍増。
ちらっとミラー越しに弟の顔のぞくと、涼しい顔。
「…まぁ、キミのバイクは大型だもんね…。」
「神宮寺」の交差点で赤信号。
軍団が左折ウインカーを出しているのを確認。
GOOGLEマップの音声も「左へ曲がれ」と、スピーカーから脳内に響きます。
が、完全に軍団にビビッてしまった僕は、
「ええい!直進やで!」
と、謎の細道へ特攻。
もちろん、弟も道ずれ。
すまん、弟よ。と思いつつ
「ごめん、迷った」
と、自然に言い訳。
道中で、よさげな場所に出会えたのでよしとする。
なにかの資料館ぽいですが、写真だけ撮って、大井ダムへ向かいます。
市街地を抜け、山道をワインディングを楽しみながら走ること数分。
見えてきました!大井ダム!
やっぱ、ダムはいーな。
でけーよこれ。
バイクを停めて、ダムへ向かいます。
「昔おばあちゃんに連れられて、こんな道歩いたね。」
などと、感傷にひたりながら、
少し急な山道を登り、ダムの上へ到着。
絶景!水もキレイっぽいし、天気もいいし。
何より、ダムが壮大。
ダム上の街灯(?)もレトロな感じでイイカンジ。
そして反対側は、恵那峡です。
これまた、GOODな景色です。
遠くに、赤い橋が見えます。
この時の時間は、12:30
「恵那峡で腹を満たそう。」と、赤い橋を目印に、移動します。
場違いすぎる兄弟が、おしゃれカフェでランチ 【F→H 考見さ寮】
大井ダムを出発し、赤い橋を目指して走ること数十分。
急に、道が混雑してきました。
そう、「恵那峡ランド」を通過したのです。
「ローカル遊園地って、こんなに混むものなの!?」
ってくらいの人が、入場ゲート前で並んでました。
「恵那峡ランド」はスルーして赤い橋周辺で、ご飯を食べれる場所を探します。
すると、赤い橋の手前に、大きな鳥居が。
イートインぽいので、飯にありつけそうだと入ると、そこは「恵那峡天界苑」
恵那峡ランドに隣接するレジャーランドでした。
バイクを止めて、建物内に一歩入ると、
走り回る子供!
泣き叫ぶ子供!
絶叫する親!
「うん、ゆっくりできぬ。」
3秒で退館。
とりあえず、橋近くの展望スペースへ。
絶景なり!
ものすっごい高いので、がっしり柵を掴んで撮影。
「落ちたら死ねるね」
などと話しつつ、しばし休憩。
ここにも、ライダー達が疲れを癒していました。
鳥居をバックにパシャり。
景色を満喫し終わると、空腹を思い出し、食事処を探します。
橋を越えて2、3分走ると、「cafe」の文字とイタリアの国旗が。
「とりあえずここにするか」
と入ったカフェが大当たり!
ライディングジャケットと革ジャンを着た男二人で突撃。
先ほどの動物園みたいな騒音とは打って変わって、おしゃれでまったりとした時間が流れるカフェ。
年配のご夫婦2人で切り盛りしている、お店でした。
周りには2組の明らかな常連さん。
場違い感を感じながらも、
「バイクの人って来るんですか?」
と聞いてみると
「結構いらっしゃりますよ」
とのこと。
…安心しました。
お腹が空いたので、
いか明太子パスタを注文。
これがまたうまい。
明太子とイカに、クリームソースが絡まって、風味が口のなかに広がります。
体が欲していた塩分を補給。
味がより美味しく感じます。
弟はカレーを注文。
「どう?」
と聞くと、
「熱い。」
(…味の感想じゃねーよ、それ)
後から調べてみると、ご主人は元競輪選手らしいです。
また、コーヒーが美味しいみたいですね。
桜や紅葉の季節に、また訪れたいです。
しばらくまったりした時間をすごして、帰路につきました。
まとめ
CBR400Rでの初めての長距離ツーリング。
帰る頃には、操作も慣れて
1速→Nのシフトミスも全然なくなりました。笑
120kmの距離を走ってみて思ったのが、
「やっぱり400ccで十分」
だということ。
発進の加速ではCBR650Fに、ぶっちぎられますが、ツーリングには400ccでいいかなと感じました。
そんなにバイクを責め立てるようなライディングをするわけではないので、ほどほどに走りたい僕にとっては、ベストな選択肢でした。
また、通った道もとても走りやすかったので「信号のない道を走りたい。」という方にはマジでオススメです。
次回の兄弟ツーリングもお楽しみに!
それではHave a nice 東海バイクライフ!
【関連記事】