これからバイクを買おうかな。どうしようかな。
と迷っている人の背中を
グッと掴んで、エイっとぶん投げて、スッとバイク屋に入店させて、ポンっと契約書のハンコを押させる記事。
「コレカラバイク!」です。
【前回の記事】
前回の記事では、熱く激しく、若干の気持ち悪さを加えながら、いかにバイクが楽しくて人生を豊かにしてくれるものであるかを書き綴りました。
ただし現実には多くの壁が存在します。
お金とか身長とか、家族とか地域とか。
そんなたくさんの越えるべき壁の一つ目に高くそびえ立つのが、
今回のテーマでもある
「免許」です。
もし「免許」がなければ、誰でも無制限にバイクが乗れるなんて、恐ろしい時代に。
まるで肩にトゲトゲがついた人類が水を奪い合う世紀末的なアレに...
安全に楽しいツーリングライフを送るための、免許に関するあれこれをまとめましたので、これから免許を取得しようと思っている人は要チェック!
うんざりするほど長い記事なので、目次から気になるところへジャンプしてください! ←重要
免許の取得方法
免許とは、運転するために必要な知識と技術を身につけている証です。
その免許の取得方法は、大きく分けて二つ。
教習所に通うか一発免許で取得するか。
「教習所に通う」
と言うのが、ごく一般的な免許の取得方法だと思います。
いわゆるお金を出して、免許を買う。
という感覚に近いかもしれません。
もちろん、免許を取得するために必要な知識と技術を買って身につけるという意味です。
それに対して、もう一つの免許の取得方法が
「一発免許」です。
つまり、教習所通わずに、独学で知識と技術を身につけ、試験場の試験一発で勝負する取得方法です。
これには、練習するためのバイク、場所、時間など、様々なハードルがあります。
それなのに、一発免許で免許を取得する人は、少なくありません。
なぜならば、費用が試験を受ける2、3万円で済むからです。
金で解決するのか、武者修行にチャレンジするのか。
様々な環境が整っているのであれば、一発免許もありです。
ですが、特にこだわりがないのであれば、教習所に通うことをお勧めします。
一発試験の合格率は、10%以下です。
試験に落ちるたびにお金と心が持って行かれます。
通学か合宿か。
僕も免許を取得するときに、まずこの2択で迷いました。
お金と時間の問題です。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、簡単にまとめました。
通学で取得する
■メリット
・自分の時間に合わせて取得することができる
・最寄りの教習所を選べるので、会社や学校帰りに教習を受けることができる
・友人とも教習のタイミングを合わせやすい
■デメリット
・費用が高額で200,000円〜300,000円ほどかかる
・免許を取得するまでに時間が1ヶ月〜かかる
・友達と合わせて行かないと、意外と教習所は孤独
合宿で取得する
■メリット
・費用が通学に比べて抑えられる。やすい
・最短2週間程で取得することができる
・友人と一緒に行けば、1ヶ月の国内旅行気分を味わえる
・教習所で仲良くなった友達は、卒業後にツーリング仲間になる
■デメリット
・取得期間を遠隔地で拘束される
・決められた時間内で卒業できないと課金される
・一人で行くと、免許取得の奴隷と化す。孤独感がハンパない
・ヤンチャ系少年が多いところもある。
それぞれにいいとこ悪いところがあります。
僕は普通に通学で取得しました。
普通自動二輪だったので通学でも、周りには大学生や高校生もたくさんいて、すこしだけ居心地が悪かったです。
一人年上でなんかそわそわしました。笑
ですが、教習中は年齢とかあんまり関係ないです。
車みたいに一緒に乗って教習するわけではないですし。
免許の種類
免許には乗れるバイクの排気量に合わせた種類があります。
・原付免許
・小型限定普通二輪免許
・AT小型限定普通二輪免許
・普通二輪免許
・AT限定普通二輪免許
・大型二輪免許
・AT限定大型二輪免許
いっぱいありますね!
この中から自分の乗りたいバイクに合わせた免許を取得すればOK!
もちろん、「大型免許」は「原付免許」に比べて取得までの日数と費用がかかります。
僕は「原付」 → 「中免(普通自動二輪)」 → 「大型」 のステップアップな感じなのですが、大型バイクに乗りたいなら、初めから大型免許を取得してもいいと思います。
バイクって慣れな部分もある気がして。
「いきなり大型って怖い...!」って思いがちですが、大きなバイクはエンジンのパワーが大きい分、ブレーキもしっかりしています。
さらに、バイク自体の重さがあるので、取り回しがしづらい代わりに、高速道路での走行での安定感は抜群です。
あまりあるパワーは怖すぎて、逆にスピード出せない!なんてこともあったり。笑
なので、乗りたいバイクに合わせて、免許を取れば良いと思います。
ちなみにAT限定というのは、「オートマしか乗れない」免許なので、ガチャガチャギア操作を楽しみたい方は、MT一択!
通勤にしか乗らないよーという方はAT限定でいいかも。
というわけで、各免許についてまとめていきたいと思います。
原付免許
原付免許とは、50cc以下のバイクに乗れる免許です。
バイクの入り口であり、もっとも気軽に取れる免許です。
チャリからレベルアップしたいが、中免や大型は、お金がかかりすぎるからムリ!!
という方におすすめ。
取得日数:1日
1日で取得可能です。
運転免許センターで試験を受験し、適性試験・学科試験に合格すればその日に免許が交付されます。
だいたい運転免許センターの近くに、「一発塾」という怪しい学習塾があるのですが、そこで原付免許の学科試験を事前に学習できます。
所要時間は1時間以内です。
そこでイヤホンから流れてくる呪文のような試験問題を頭に叩き込み、忘れないうちに受験して原付免許を取得しました。
ですが、正直に言うと、ここで学習して免許を取得しても、交通ルールを理解できないと思います。
車の免許をとるときに、心から思いました。
ルールも知らないで走るのって、ほんとに怖い。
身分証明書と割り切って取得するのもありですね。
取得費用:7,750円
受験料 | 講習料 | 交付手数料 | 合計 |
1,500円 | 4,200円 | 2,050円 | 7,750円 |
合計7,750円!!
これは、法令で定められているので、ディスカウントは不可です。
ちなみに、愛知の平針の横にある一発塾は3,900円でした。
取得可能年齢:16才〜
高校1年〜高校2年生で取得できますね。
高校生で原付乗ってるって、当時高校生だった僕は、ちょっと大人でワルだなぁと思ってました。
取得可能年齢は普通自動二輪免許と一緒ですね。
乗れるバイク
たとえば、こんなバイク。
原付では、50cc以下ならATもMTも自由に乗れます。
スクーターで通勤快速を目指してもいいし。
カブやモンキーで、オンリーワンのカスタムを目指してもいいし。
NS-1やYB-1で、走りを楽しんでもいいし。
自由です。
50ccのバイクを、「所詮、原付。」と侮るなかれ。
カスタムの幅も広いし、パーツ単価も高くないし、走れば日本中どこでもいけます。
バイクとして、十分に楽しめる!
ただ、遅い!笑
ちなみに僕のバイク好きの源流は、スーパーカブ50と、このはじめての「カブカスタム」です。笑
(AT)小型限定普通二輪免許
小型限定二輪免許は、125cc以下のバイクに乗れる免許です。
125cc以下になると、車格も大きくなり、車種もバリエーションが出てきて、バイクをもっと楽しめます。
小排気量でも構わないので、お金をかけず、手軽にバイクを楽しみたい!!
もしくは、
快速通勤をさらなる高みへ!!
という方におすすめ。
取得日数:
【AT】最短2日〜 / 【MT】最短3日〜
小型限定二輪免許は最短3日にて取得可能です。
しかし、AT限定に関しては、2018年の法改正により、1日で受けられる教習時間の上限が引き上げられ、最短2日で取得することができます。
つまり、通勤原付サラリーマンは、土日を潰せばAT小型二輪免許を取得できると言うわけです!!
あくまでオートマのスクーターのことなので、マニュアルでガチャガチャ楽しみたい人には、関係のないお話です。
ちなみにAT限定とは、オートマチック車のことで、クラッチ操作を必要としないバイクです。アクセルを回すだけで進みます。
取得費用:【一発免許】22,600円〜
【教習取得費用】170,000円〜
一発免許で取得した場合は、
■試験一回にかかる費用
受験料 | 試験車使用料 | 合計 |
2,950円 | 1,550 | 4,500円 |
■合格時にかかる費用
免許証交付料 | 取得時講習受講料 | 合計 |
2,050円 | 15,900円 | 17,950円 |
つまり1回で合格した場合、合計22,450円
一方、教習所に通って取得した場合は、
だいたい170,000円くらい!!
というのも、教習にかかる費用というのは自動車学校が設定しているので、一律で〇〇円!!とは言いづらいのです。
安いところでは、100,000円ちょっとで取得できるところもあれば、190,000円ほどかかるところもあります。
なので、お近くの教習所の金額を確認してみるといいかもです。
すでに自動車免許をお持ちの方は、5、6万円で取得することができます。
ちなみに、
一発免許を約46回失敗して取得すると、教習でかかった17万円と同じ金額になります。
正直、45回も失敗した時点で、メンタルがバキバキに折られそうですね...。笑
取得可能年齢:16才〜
原付の取得可能年齢と変わりませんね。
正直、バイクに乗りたい少年は、あえて小型に限定せずに、普通に中型を取ればいいかと思います..。
というのも、中型も小型限定も取得費用はほとんど変わらないと思うので。
乗れるバイク
たとえば、こんなバイク。
原付クラスにはなかった、ビッグスクーターやオフロードのラインナップも選択肢になりますね。
フルカウルのバイクは、ぱっと見で250ccクラスと見間違うサイズ感です。
僕はKTMの「DUKE250」とHONDAの「CBR125R」に乗ったことがあるのですが、”小型”という割に車格が大きかったです。
エンジン音に比べて加速感は、まずまずですが、よりバイクを操る楽しさを感じることができます。
小型限定普通二輪免許ですが、通勤オンリーで割り切って取得するならアリです。
バイクの維持費も原付と同等ですし、原付よりもスピードが出ます。二段階右折も必要ありません。
ですが、バイクでツーリングを楽しみたいとか、バイク仲間を増やしたいと思っているなら、
普通自動二輪免許を取得して、250cc以上のバイクを手に入れる
ことをお勧めします。
「とりあえず、小型の方がハードルが低いから。」と小型限定を取得した知人は、すぐに物足りなくなって、大型免許を取得しました。笑
なので、
欲しいバイクが、125cc以上なら、初めから中型以上を。
通勤オンリーなのであれば、小型限定がコスパ最強。
(AT)普通自動二輪免許
普通自動二輪免許は、400cc以下のバイクに乗ることができる免許です。
いよいよバイクを移動手段から趣味の領域へ昇華させつつありますね。
そしてこのクラスから、ついにタンデム(2人乗り)が解禁されます。
ツーリングを楽しみたい!仲間と見たことのない景色に行きたい!!!
という方にオススメ。
取得日数:【通学】2〜3ヶ月
通学期間は、1日にどれくらいの教習を詰め込めるかによるので、あくまで目安です。
ちなみに所有免許無しの場合、どのくらい教習を受けないといけないかというと...
1段階 | 2段階 | 技能合計 | 学科合計 | 合計 | |||
技能 | 学科 | 技能 | 学科 | ||||
MT | 9時限 | 10時限 | 10時限 | 16時限 | 19時限 | 26時限 | 45時限 |
AT | 5時限 | 10時限 | 10時限 | 16時限 | 15時限 | 26時限 | 41時限 |
という具合ですね。
これに加えて、
1段階の技能教習のおわりに、しっかり技術を習得しているかを確認する「見極め」が発生します。
2段階の見極め後には、学科効果測定と題した卒業試験があります。
これら教習以外の部分は、今日少女によっては予約できる日が限られています。
もしこの試験に合格できない場合は、合格できるまで受け続けなければなりません。
余談ですが、木下優樹菜は自動車免許の試験に26回おちたそうな...。笑
ちなみに車の免許を所持しているとこんな感じになります。
1段階 | 2段階 | 技能合計 | 学科合計 | 合計 | |||
技能 | 学科 | 技能 | 学科 | ||||
MT | 9時限 | 8時限 | 免除 | 1時限 | 17時限 | 1時限 | 18時限 |
AT | 5時限 | 8時限 | 免除 | 1時限 | 13時限 | 1時限 | 14時限 |
車の免許取得時に、地獄の学科をくぐり抜けておくと、二輪免許取得がだいぶ楽になりますね。
僕はこの車免許持ちからの二輪取得だったので、転職の間の無職期間に集中して取得しました。
ほとんど毎日行っていたので、1ヶ月かからなかったと思います。
取得日数:【合宿】9日(8泊)〜
通学と同じ教習日数ですが、それを短期間にぎゅっと詰め込むことで、2週間以内で取得を可能にします。
実際は、移動日や入校日などがあるので、もう少し日かかりますが、とにかく早く取得可能です。
リゾート地などで合宿すれば、免許をとること以外の楽しみもありそうです。
詳しくは別の記事でまとめたいと思います。
どんな合宿場所があるのかはこちらをチェック。
取得費用:【一発免許】22,600円〜
【合宿教習】80,000円〜
【通学教習】200,000円〜
【一発免許】22,600円〜の内訳
一発免許で取得した場合は、
■試験一回にかかる費用
受験料 | 試験車使用料 | 合計 |
2,950円 | 1,550 | 4,500円 |
■合格時にかかる費用
免許証交付料 | 取得時講習受講料 | 合計 |
2,050円 | 16,200円 | 18,250円 |
つまり1回で合格した場合、その二つを合わせ、合計22,750円
ちなみにですが、警視庁の運転免許統計によると、普通二輪の一発試験の合格率は、
平均5.21%
はいかなり厳しいですね。
合格までの平均受験回数は、20回。
つまり、一発免許で合格までにかかる費用の平均は、
90,000円です。
なので、お金だけ見れば、教習に通う金額の半額以下で、取得することができます。
あとは、試験を受け続け、合格するまでに心が折れないかが大事ですね。
【合宿教習】90,000円〜の内訳
これも教習所や時期によって金額が異なるため、あくまで一つの参考として。
合宿免許の料金はパックされており、その中にあらゆる金額が含まれています。
そのため、料金の詳細が明記されていることは稀です。
ですがその中に、印紙代や教材費なども含まれているいるので、追加で金額を請求されることはありません。
プランやコースなどが設定されており、コースの期間内で全ての教習を修了できれば、最安で取得ができます。
試験に落ちてしまったりすると、期間が延長されて課金されていく仕組みです。
合宿では提携のホテルなどに宿泊するため、期間が延長されると、宿泊費が取られるので、ご注意を。
【通学教習】200,000円〜の内訳
これも教習所や時期によって金額が異なるため、あくまで一つの参考として。
ちなみに名鉄自動車専門学校ではこんな感じ。
所持免許無しの場合です。
入学金 学科教習費 |
技能 教習費 |
教本 教材費 |
適正 検査料 |
検定料など | 写真代 | 合計 |
113,000円 | 77,900円 | 4,800円 | 4,000円 | 9,300円 | 300円 | 209,300円 |
それが、所持免許あり(普通自動車免許)だとこうなります。
入学金 学科教習費 |
技能 教習費 |
教本 教材費 |
適正 検査料 |
検定料など | 写真代 | 合計 |
40,500円 | 69,700円 | 500円 | 4,000円 | 5,700円 | 300円 | 120,700円 |
時期や期間によっては、小型同様に免許取得キャンペーンを行なっているので、10万円代で免許を取得することが可能かもしれません。
取得可能年齢:16才〜
原付、小型限定の取得可能年齢と変わりませんね。
18才未満でしっかりバイクを楽しみたいなら、この免許一択です。
インスタやツイッターを見てみると、意外と中型乗ってる高校生ライダーが多いです。
乗れるバイク
250ccクラスはさらに乗れるバイクの車種が広がります。
フルカウルだと、kawasakiのNinja250やHondaのCBR250RR、YAMAHAのYZF-R25など、かなり熱いクォータバイクのラインナップがずらり。
ネイキッドだと、HONDAのCB250RやVTR250や、Kawasakiのゼファー、YAMAHAのSR400やXJR400、SUZUKIのSR400、グラディウスなどがありますね。
オフ車やスクーターも幅広く乗ることができるので、とりあえずバイクにのりたいという人は、まずは中免からですね。
(AT)大型二輪免許
大型二輪免許は、全ての排気量のバイクに乗ることができます。
大型バイクは完全に趣味の乗り物です。
スペックや装備が青天井になります。
カネも時間もバイクにつぎ込むぜ!! ヒャッハー!!!ビバ!!バイクライフ!!!
という方にオススメ。
AT限定の大型バイクは、650ccまでしか乗ることができないので、さらに大きい大型スクーターに乗りたいなら、MTでの取得をおすすめします。
といっても、ATの大排気量バイクはそんなにありませんが...。
取得日数:【通学】2ヶ月〜/ 中免所持は1ヶ月以内
取得に必要な時間を見れば一目瞭然ですが、中型よりも時限数が多いです。
その分取得までに時間がかかってしまうのは致し方ありませんね...
一般的に大型の免許取得は、中型免許を取得してから大型教習するという流れが多いです。
■免許なし・原付免許のみの場合の取得期間
1段階 | 2段階 | 技能合計 | 学科合計 | 合計 | |||
技能 | 学科 | 技能 | 学科 | ||||
16時限 | 10時限 | 20時限 | 16時限 | 36時限 | 26時限 | 62時間 |
■中免(普通自動二輪)所持の場合の取得期間
1段階 | 2段階 | 技能合計 | 学科合計 | 合計 | |||
技能 | 学科 | 技能 | 学科 | ||||
5時限 | 免除 | 7時限 | 免除時限 | 12時限 | 免除 | 12時間 |
■車の免許(普通自動車免許)所持の場合の取得期間
1段階 | 2段階 | 技能合計 | 学科合計 | 合計 | |||
技能 | 学科 | 技能 | 学科 | ||||
14時限 | 免除 | 17時限 | 1時限 | 31時限 | 1時限 | 32時限 |
といった感じですね。
やはり、無免許から大型免許を取得するには、非常に時間がかかりますね。
どうしても欲しいバイクがあるのであれば、大型から取るのもありですね!
取得費用:【一発免許】30,650円〜
【通学教習(中免所持)】90,000円〜
【一発免許】22,600円〜の内訳
一発免許でチャレンジする場合は、無免許からいきなり大型免許を取得することができません!
警視庁によると、受験資格として
・21歳以上の方。
・中型、準中型、普通、大型特殊免許のいずれかの免許を現に受けており、かつ、当該いずれかの免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く。)が通算して3年以上の方。
・住所が東京都の方。
・視力が両眼で0.8以上、かつ、一眼でそれぞれ0.5以上であること。
・三桿法の奥行知覚検査器により3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下であること。
※居住地については、お住いの地域と警察管轄によってことなります。
つまり、大型の一発免許とは、いずれかの免許を取得している必要があります。
かかる費用を見てみると、一発免許で取得した場合は、
■試験一回にかかる費用
受験料 | 試験車使用料 | 合計 |
4,100円 | 2,500円 | 6,600円 |
■合格時にかかる費用
免許証交付料 | 取得時講習受講料 | 合計 |
2,050円 | 22,000円 | 24,050円 |
つまり1回で合格した場合、その二つを合わせ、合計30,650円となります。
【通学教習】300,000円〜の内訳
中免同様、これも教習所や時期によって金額が異なるため、あくまで一つの参考として。
名鉄自動車専門学校ででの例です。
所持免許無しの場合です。
入学金 学科教習費 |
技能 教習費 |
教本 教材費 |
適正 検査料 |
検定料など | 写真代 | 合計 |
113,000円 | 158,400円 | 4,800円 | 4,000円 | 9,300円 | 300円 | 312,984円 |
つまり免許なしの状態で、いきなり大型を取得しようとすると
312,984円かかります。
高っ!!!
車の免許と値段がそんなに変わんないですね。
ちなみに、中免(普通二輪免許)を持っているとこんな感じになります。
入学金 学科教習費 |
技能 教習費 |
教本 教材費 |
適正 検査料 |
検定料など | 写真代 | 合計 |
43,000円 | 52,800円 | -円 | 4,000円 | 5,700円 | 300円 | 114,264円 |
なので、中免(普通二輪免許)を持っていると、
114,264円かかります。
教習所によっては、8、90,000円程度で取得できるところもあるので、割引キャンペーン等をうまく活用してお得に取得したいですね。
取得可能年齢:18才〜
普通自動車免許の取得可能年齢と変わりませんね。
大排気量でビッグパワーのバイクを扱うには、大人の自制心で乗りこなせということでしょうか。
乗れるバイク
大型バイクでは、排気量無制限にバイクに乗ることができるので、乗れるバイクは全てです!笑
上にあげたのは大型免許を取得してからしか乗れないバイクを挙げました。
ハーレー、Ducati、BMWなどの海外メーカーのバイクはほとんどが、大排気量バイクなので、憧れの輸入バイクに乗るには、大型免許が必須ですね。
ちなみに、大型免許を持っていても、取り回しの良さや経済性、高回転まで回せることができて楽しいという理由で、中排気量以下のバイクを楽しんでいる人もたくさんいます!
心を撃ち抜かれたバイクに乗りたいときに、免許のせいで乗れない。
なんてことが嫌な人は、初めから大型を取るのもアリですね。
まとめ
バイクに乗るために、超えなければならない壁、「免許」
とりましょう。
すぐにとりましょう。
迷っている間に、時間は過ぎていってしまいます。
どの免許からとったらいいの?的な問いに対しては、
乗りたいバイクに合わせて取ればいい。
「通勤を快適にしたいために125ccスクーターがほしい」ならば小型限定を取ればいい。
「維持費を抑えながらバイクを楽しみたい」ならば、中型を取ればいい。
「大排気量でヒャッハーしたい」ならば、大型を取ればいい。
「乗りたいバイクとかこれからです!実際どんなバイクがあるかわかんないけど、ツーリングとか行きたい!」
という人はまず、中型免許を取っておけば問題ないと思います。
取得方法に関しては、
「すぐに免許がほしい!」という人は、合宿で。
「とりあえずバイクに乗れるようにしておきたい」という人は、通学で。
ライフスタイルに合わせて決めればいいです。
文句言う奴なんていません。笑
ここまで、長々と書いてきましたが、結局言いたいことは、ひとつ。
早く免許とって、バイク乗ろうぜ。