CBR400Rのリアに貼ってあるステッカーを剥がしたい。
あれって、文字だけ抜いてあるステッカーじゃなくて、黒の背景付きの普通のステッカー。
ステッカーの淵に白色の線が出るのです。車体が黒だから目立つのです。
それが、どうしても許せない。
「ならば、いっそ取ってしまおう。」
と、思い立ったが吉日。
CBR400R感が薄くなってしまうが、美しくないステッカーが貼ってあるよりはマシ。
ここで思ったのが、
「ステッカーとか、デカールとか、無いほうが余計なものなくてかっこいいんじゃね?」
ということで、剥がしてしまいました。
80%の満足と、
10%の後悔と、
10%のなんとも言えない気持ち。
が、残りました。
もちろん、ステッカーの糊の残り具合は0%です。
というわけで、車体(主にカウル)部分についているステッカーの、綺麗な剥がし方をまとめました。
ステッカー、剝がす編
剝がす的はここ。
タンデムシート横のステッカーを剥がします。
まずはステッカーを剥がします。
ワイルドに爪で行きました。笑
ほんとは、樹脂やプラ製などのちょっと柔らかい素材のスクレーパーを使うと良いです。
僕のデカールははがれかけの箇所があったので、爪でいきましたが、車体を傷つけたり爪が割れるかもなので、スクレーパーをつかって剥がしましょう。
ただ、鉄製のスクレーパーはイケマセン!!!
ボディに溝を掘ってしまいます!!
こんな感じでペリぺリ剥がします。
上に引いたり、手前に引いたりしたらきれいに剥がれると、WBの二宮さんが言ってました。
今回は上方向があたりでした。
剥がした跡は、こんな感じ。
この白いふちがステッカーが貼ってあっても見えるんです。
気になるでしょう…!
今からこいつを除去します。
困った時はシリコンオフ。糊の除去にもシリコンオフ。
これを使います。
シリコンオフです。
シリコンオフといえば、脱脂剤として有名ですね。
その正体は、有機溶剤。ガソリン臭いです。
素材の表面の汚れを落としてくれる万能な液体。
僕は業務用っぽいシリコンオフを買いましたが、ホームセンターで売ってるやつでもいいと思います。
こいつを適量、ティッシュに取ります。笑
手近なウエスがなかったので、手近なところにあったティッシュで代用。
全然ティッシュでいけるわ。
優しくささっと、拭き取ります。
あまり強くこすると、傷ができそうな気がしたので、優しくなでなで。
シリコンオフに触れた糊カスが、溶けて消えていく感じ。
気持ちいい。
ピッカピカになりました。
シリコンオフのついたティッシュで拭いた後に、綺麗なティッシュで拭き上げて完成。
擦り傷とかありません。綺麗です。
以前パーツクリーナーで同じことをしたことがあるのですが、がっつり塗料を溶かしてキズをつけてしまった過去があるので、正直ビビってました。
あまりにも綺麗に落ちるので、ほっと一息。
拭いたティッシュの裏を見てみても、塗料が落ちている形跡はありませんでした。
もしクリア層が落ちていたなら…!やばす…!
調子にのって剥がしまくる。
あまりに綺麗に落ちるので、嬉しくなって調子に乗った図です。
サイドカウルのデカールも剥がしています。
気分的にはあれに近い。
カミソリで毛を剃ったあと、あまりに綺麗に剃れたから、全然関係無いところまで、ついつい剃ってしまうあの現象。
あれって、余分に剃ったところだけ毛が濃くなるから、後で後悔するんですよね。
「俺、なんでこんなとこ剃ったんだ…?」って。
その感覚に近い。
こんなに残った糊カスも、シリコンオフで拭きあげれば、
ほら!ぴっかぴか。
これでステッカーを貼るときに、
「剥がしたあと糊が残ったらどうしよう…。」
と心配する必要ないですね。
まとめ
マジで綺麗の糊カスを落とせました。
シリコンオフの性能には、大満足。
でも、余計なところのステッカーも剥がしてしまった自分に、若干の後悔。
まぁ、そのうちオールペンしようと思ってるから、別にいいんだけど。
一応「CBR」の文字は残しておいたから、車種の判別は可能です。
あ、あと、タンクのロゴは簡単には取れないので注意が必要です!
この部分って、ロゴの上にクリアが吹き付けてあるから、スクレーパーじゃ取れません。
力ずくで剥がすと、クレーターができます。
もしここを剥がしたいなら、タンクの塗り直しを覚悟して剥がすしか無いでしょうね。笑
もちろん、今回の作業は車のデカール剥がしにも活用できると思うので、エンブレムを剥がした後の糊カスとかの除去にも使えると思います。
ステッカーを貼るのもカスタム。ステッカーを剥がすのもカスタム。
いろんなカスタムで、マイバイクライフを楽しみましょう!
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!