フルフェイスを選ぶ際に、選択肢にあがるであろう、
SHOEI「Z-7」
そして
OGK KABUTO「エアロブレード3」
僕は「Z-7」を愛用していますが、「エアロブレード3」とどちらを買うか、最後まで悩みました。
「エアロブレード5」の発売をきっかけに、
「エアロブレード3」が値下がり始め、
n氏が購入しました。
フルフェイス × 軽さ
といえば、この2モデル。
「Z-7」はLサイズ。
「エアロブレード3」はMサイズなのですが、
せっかくなので、比較してみました。
外観を比べてみた
若干Z-7が斜めになっているのは、ヘルメットの後ろにインカムが付いており、ステーが下へ飛び出しているため、その分だけ高さが上がっております。
この写真では、「エアロブレード3」の方が、高さがないように見えますね。
上から
こちらも、若干ではありますが「エアロブレード3」の方が短く見えます。
これは、サイズの違いかなぁ。
横から+n氏
シルエットは、どちらもシャープな流線型ですね。
「Z-7」のほうが、ヘルメット後方までシールドが食い込んでいますね。
そして後ろには、TOYOTA 86を納車したばかりのn氏がシャッターを切りまくってます。
かぶって比べてみた
まずは、「エアロブレード3」
やはり軽い。
サイズの違いで、モデル以上の重量差はありますが、めちゃめちゃ軽い。
軽量と言われている「Z-7」を普段から愛用している僕が言うのだから間違いない。
ヘッドバンクしても楽勝。
正直、びっくりです。
そして「Z-7」
愛用してます。かっこいいです。
軽さでは「エアロブレード3」が勝ってますね。
が、問題は質感。
フィット感が、なんというか、雑。
「Z-7」は包み込まれている感じ。
「エアロブレード3」は、ざっくり掴まれている感じ。
ここが値段の差だと思います。
特に、頭のてっぺんのインナーの感触が、粗い。
初めてのヘルメットが「エアロブレード3」であれば、気にならないと思います。
が、「Z-7」を買ってしまった僕は気になる。
ただ、これが"質感の差"なのか、"いつもと違うメットの違和感"なのか、と問われると、どっちとも言い難いところがありますが、僕個人では、"質感の差"だと感じました。
また、写真を見てわかる通り、小ささでは「Z-7」です。
脱ボンバーマンシルエット。
かぶってみると、結構差が出る。
乗って比べてみた
運転してみましたが、駐車場をぐるりと回った程度なので、それほど大きな差は感じませんでした。
その中でも差を語るとすれば、
「質感のZ-7」
「軽さのエアロブレード3」
なのではないでしょうか。
また、確実に「Z-7」が勝っているところといえば、"静音性"です。
シールドの密着感が、圧倒的に「Z-7」が勝っています。
シールドを閉めたときの音が、
"軽自動車のドアを閉めた音"と、"セダンのドアを閉めた音"くらいの差に感じました。
ということは、高速走行時の遮音性も「Z-7」が勝っていると言えます。
まぁ、静音性は、「Z-7」の売りポイントですし、その点がインナーのフィット感にも、つながってきている気がします。
ベンチレーションを比べてみた
ベンチレーションの差はほとんどないんじゃなかなぁ。
どちらも頭の上を風が通り抜けていく感覚を感じることができます。
ベンチレーションの位置もそれほど大きな差はないですし。
ベンチレーションを高めたいのであれば、例のパッドを装着したほうが、ええんじゃないでしょうか。
頭の上
口元
頭の後ろ
例のパッド
まとめ
よく比較される2モデルを比べてみました。
シルエットもグラフィックも、どちらもかっこいいものがある。
ここは好みですね。
性能に結論を出すとすれば、
安くて軽いヘルメットが欲しいなら「エアロブレード3」
高くても、見た目のコンパクトさ・軽さ・遮音性を捨て難いなら「Z-7」
OGKの最新モデルである「エアロブレード5」であれば、もしかすると、2モデルの中間の位置に来るかもしれませんね。
どちらのモデルも、
・チンカーテン
・ピンロック
は標準で梱包されているので、本当の意味でヘルメットの性能を比較して自分にあったモデルを買うのがいいのではないでしょうか。
僕は「Z-7党」なので、党員を増やすために、「Z-7」を押します!笑
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!
Z-7とGTAirを比較した記事はこちら
1,000km走った「Z-7」のインプレ
「Z-7」のミラーシールド「メロースモークミラーブルー」と「ミラースモークファイアオレンジ」を比較した記事はこちら
【過去のヘルメット関連の記事はこちら】