「ぽつぽつ」という音で目覚めて、カーテンを開けると雨。
一気に会社に行く気がなくなります。
「雨に濡れるなら、いっそ休みたい。」
そう、バイク通勤ならね。
・憂鬱な雨の日の出勤を、少しでも快適にしたい。
・無事に会社へたどり着きたい。
・雨の日は、親戚が亡くなりすぎて(嘘)、これ以上会社を休めない。
そんな通勤ライダーたちにぴったりの雨の日グッズの選び方を紹介。
出勤後の湿った靴下、カールした前髪とは、もうさよならです。
レインウェア編
レインウェアを選ぶときに、注意するポイントは2つ。
【1】「防水浸透性の素材」であるかどうか。
【2】「携帯性」は優れているか。
この二つを抑えれば、
快適かつ浸水の心配はありません。
さらに、普段のウェアの1〜2サイズ大きいものを
使うとより快適です。
また、通勤にスクーターを使っているという方には、個人的に以下のことを注意してもらいたいです。
それは、パンツの股間にチャックが付いていないものを使うということ。
なぜ、チャック無しをオススメするかというと、
以下の通り。
スクータータイプは腰掛けて座る。
↓
股間に、しわのくぼみができる。
↓
雨が溜まって股間がプールになる
↓
チャックから水が侵入
↓
女性から
ヒソヒソ)
「え…。SHOTAROさん、漏らしてない…?」
「うわぁ…。マジありえないんだけど…。」
と誤解を招きかねません。(経験談)
おもらしキャラ確定です。
防水浸透性の素材とは?
防水浸透性素材といえば、「ゴアテックス」
簡単に説明すると、
外からの雨や風は通さないけど、体ら出る蒸気や汗を放出する素材です。
つまり、ウェア内が蒸れにくい。
さらに言うと、
・夏の雨の日でも蒸れにくい
・冬でも中にジャケットを着ることで使える。
1年中使えるんです。
なぜ携帯性を重視?
携帯性がいいものは、収納するときに便利。
建物の中に入るとき、雨具を着けたまま入るひとは少ないはず。
僕も以前は、
「ミラーに引っ掛けとくから大丈夫」
と思っていました。
しかし、再度着ようとした時、
横雨にさらされて、内側が濡れていたり。
風に飛ばされて水たまりの上にカッパが浮かんでいたり。
何者かに持ち去られたり。
バイク内に収納したり、持ち運びやすいものがいいかなぁと思います。
また、携帯性がいいアイテムは、軽いものが多い。
ライディングする時には、身につけるものが少なく軽いほうが疲れにくい。
そのため、軽く携帯性がいいものをオススメします。
個人的にオススメなアイテム:レインウェア編
GOLDWIN ゴールドウイン : GWS Gベクター2コンパクトレインスーツ
1万円前後で、耐水性:20,000mm、浸湿度:4,500/m2/24h(B2法)という、必要十分なスペック。専用の収納ポーチ入れれば、約30cm×10cmと持ち運びも抜群。
コストパフォーマンスを重視したいという、ユーザーの方には、かなりオススメできますね!
メーカーが「ゴールドウイン」という点も、おおきな安心材料です。
GOLDWIN(ゴールドウイン) バイク用ゴアテックスレインスーツ セパレート
「金かけてもいいから、濡れる気はねぇ!!」と漢気溢れる高級レインスーツ。定価が5万以上なので、「あれ、メットを『Z−7』に変えてもお釣りがくるなぁ」と、庶民の僕は思ってしまう一品。
性能は言わずもなが。
耐水圧:45000mm以上、透湿度:13500/m2/24h(B2法)と、雨に対してチート性能なレインウェア。
死ぬほど雨に濡れたくないという方にオススメ。
レイングローブ編
過去の記事でも紹介しましたが、もう少しだけ詳しく。
前回でも書いたように、防水性を求めるなら
「ネオプレーン」素材を使用したグローブがおすすめ。
「ネオプレーン」とは、
ウエットスーツにも使われる素材で
均一な気泡を含んだ発泡性のゴム素材です。
特徴として、保温・防水に優れています。
が欠点として、通気性が悪い。
つまり、雨は通さないが、汗が乾かない。
自分は、手汗が多いタイプなので、
内側から蒸れてしまうかもです。
浸透防水素材や、グローブカバーもあり。
なので、グローブ選びは、
【1】ネオプレーン素材のグローブ
防水○ 通気性× 値段○
【2】防水浸透性の素材のグローブ
防水○ 通気性○ 値段×
【3】レイングローブカバー+いつものグローブ
防水○ 通気性○ 値段○ 見た目△
という選択肢になるのではないでしょうか。
個人的にオススメなアイテム:グローブ編
デイトナ(DAYTONA) グローブ ライドミット
こちらは「ネオプレーン素材」のグローブです。防水性能はもちろん、厚手で防寒性能もGOOD
が、厚いために操作性があと一歩。
GOLDWIN(ゴールドウイン) バイク用ゴアテックスレイングローブ
安定安心の「ゴールドウイン」製品蒸れにくく雨も通さない。さすがです。
ただ、濡れた手での脱着はしずらいみたい。
「目的地に着くまでは、外す予定はないよ」
という方にはぴったりかもしれません。
お値段は、若干高め。
コミネ(Komine) バイクグローブ 完全防水レインオーバーグローブ
以前のグローブ編でも紹介しましたが、
見た目を除いて、値段と防水性はばっちりです。
フットウェア編
靴下が濡れると、テンション下がります。
しかも、乾きにくく、不快感がしばらく続く。
足の防水も大事。
足の防水に関しては、
高い防水シューズを買うよりも、
シューズカバーを使えばいいんじゃないかと思います。
手よりも操作性は求めなくてもいいし、
脱着がらくちんだから。
個人的にオススメなアイテム:フットウェア編
ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) バイク用レインシューズカバー エマージェンシーシューズカバー
靴の上から装備するタイプ。しっかりと密着させることで、
靴が完全防水となります。
パンツ→シューズカバーの順で装着しましょう。
コミネ(Komine) バイク用ネオレインブーツカバー(ロング)
上の商品と基本的には一緒。ただ、口の部分にはゴム素材と、
幅の広いマジックテープ防水性能と快適さをアップ。
さらに、シフト操作をしやすいように、
靴との密着性を高めるマジックテープの調整機構が
ついています。耐久性も高まっている…?
おすすめです。
こんな快適グッズも
ヤマハ(YAMAHA) ヤマルーブ ヘルメットシールド撥水剤
ヘルメットの水滴を撥水してくれるありがたいアイテム。
「ヤマハ」の製品というのも、安心ポイント
ガラコよろこっちのほうが効果があるみたい。
ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) バイク用 マルチグローブワイパー
指先につけるヘルメット用のワイパー。ワイパーのゴムの部分が小さいので、
コツがいるみたいですね。
まとめ
以上、快適なレインライディングについてまとめました。
感想は、雨の日対策にはお金がかかる。
が、お金をかければ快適になる。
あとは、自分がどこまで防水性を高めたいか次第ですね。
ここまでで、レインブーツカバーはマストだなと思います。
ウェアは雨を防げて股間にチャックがなければ、
なんでもいいかなと、個人的には思います。
これで、脱おもらしキャラですね。
自分に合ったレインアイテムで快適な
雨の日のライディングを。
それでは、have a nice 東海バイクライフ!