これからバイクを買おうかな。どうしようかな。
と迷っている人の背中を
グッと掴んで、エイっとぶん投げて、スッとバイク屋に入店させて、ポンっと契約書のハンコを押させる記事。
「コレカラバイク!」です。
【前回の記事】
前回の記事では、バイクへの最初で最大の壁、「免許」について書き綴りました。
今回は独断と偏見で、
「はじめてのバイク選びに迷ってるならば、これにのればいいんじゃないですか?」
的な記事になっております。
あくまで初めてのバイク選びという視点なので、
・免許のハードルの低さ
・経済性
を考えて、中型バイクから選定します。
独断と偏見なので、異論や批判は一切受け付けません!!笑
「こんなバイクもいいよ!」
なんて意見があれば、コメント欄に書いてください!
もちろんですが、CBR400Rは推しますよ!笑
バイク選びの基準
バイクを選ぶと言っても、何を基準に選んだらいいの?
と、疑問も多くないはず。
正直、僕は
「一目でビビッときたバイク」
を選べばいいと思います。
と、言ってしまっては元も子もないですね。
僕の場合は、まず見た目から入りました。
が、なかなかそれだけで決めきるのは難しい。
ということで、まずはバイク選びの参考になる項目をまとめてみました。
ご自身の優先順位と照らし合わせながら見ていくと、ぴったりのバイク選びの参考になるはず。
基準1:見た目
まずはこれ!
バイクは趣味の乗り物なので、
「バイクに乗っているカッコイイ俺」を想像できるバイクに乗るのが一番。
自分が「かっこいい!」「乗りたい!」と思ったバイクに乗りましょう。
排気量を制限している時点で、この内容は破綻している気がしますが、それは一旦置いといて。笑
それが、フルカウルだろうと、オフ車だろうと、ネイキッドだろうと、スクーターだろうと、関係ありません。
自分がかっこいいと信じるバイクに乗るのが、一番後悔しないバイク選びです。
他人になんと言われようと、関係ありません。
他人のバイクをバカにする奴がバカです。
なので、自分の感性を信じましょう!
決めるのは他人ではなく、あなたです。
基準2:経済性
バイクには金がかかる。
バイクの購入資金
バイクのガソリン代。
バイクの税金。
バイクのメンテナンス代。
バイクのパーツ代。
バイクのツーリング代。
バイクの装備代。
とにかくバイクにはお金がかかります。
ワープアな僕にとって、経済性はバイク選びの重要指標!
ですが、結局は、見た目>経済性になりました。
車体価格やパーツ単価も、排気量が小さいバイクほど安い印象です。
最近のバイクは、転んだり、ノーメンテだったり、無茶な運転をしなければ、そんなにすぐには壊れません。
万が一故障場合でも、多く流通している国産バイクであれば、汎用品や代替品がたくさんあるので、そこまで心配しなくても大丈夫。
また、小、中排気量バイクの方が燃費もいい気がします。
なので、そこそこツーリングを楽しみつつ、経済性を一番に考えるのであれば、
国産(HONDA、KAWASAKI、SUZUKI、YAMAHA)の250ccバイクが良いかと思います。
車検もなく、燃費も良く、車体価格も安く、パーツの流通も多いためです。
250ccと400cc維持費の維持費の詳細についてはコチラ。
基準3:足つき
足つきは大事です。
バイクは二輪なので、停止中は足で支えます。
しかし地面に設置する足が不安定だと、バイクが傾いた時に支えきれません。
その結果何が起きるかというと、
立ちゴケです。
ほぼ全てのライダーが経験する、バイクと地球のアツいキッスです。
僕も、
「立ちゴケなんて、不注意な奴が起こす残念な事故。自分に起きることは決してない」
と思っていました。
ですが、
納車してから2回も立ちゴケしました。
激しく萎えます。
「ハハッ これで愛車との思い出が増えたぜ!!」
なんて超ポジティブ変換して、乾いた笑いとともに話しますが、心では泣いています。
なので、足つきはかなり大事です。
バイクのスペックにある「シート高」を確認してください。
シート高が低いほど、足つきがいいです。
アメリカン > ビッグスクーター > ネイキッド = フルカウル > オフ車
の順番で足つきがいいです。
スペック表だけ見ても、わからないので、実際にバイクにまたがって確認してみるのが一番です。
基準4:目的
「バイクを手にしたあなた。愛車と一緒に、どんなイメージが浮かぶ?」
と聞かれたら?
たとえば、
ツーリングでまったり。
峠を攻めまくる。
バイクでしか行けない場所を写真に納めたい。
カスタムして、オンリーワンを目指す。
サーキットでナンバーワンを目指す。
バイク仲間を増やしたい。
などなど。
どんなシーンが浮かびましたか?
僕は、
「カスタムをしたバイクで、仲間とまったりツーリング」
でしょうか。
実際、実現できています。
なので、CBR400Rを選んだことは、理にかなっていると思います。
ぶっちゃけ、大体のバイクは、上に書いたほとんどのことができます。笑
ただ、このバイクを選んだことで、できないこともあります。
それは、林道を攻めること。
一度酷道に迷い込んだことがあるのですが、路面状況の悪さや、泥の跳ね返りなどで、泣きそうになりました。笑
オフ車的な楽しみ方はできません。
ですが、それは個人的に大きな問題ではないです。
大事なことは、この楽しみ方はマストでやりたい。というポイントを外さないことです。
やりたいことを明確にすることが、バイク選びのヒントになるかもしれません。
とここまで、個人的バイク選びの基準をまとめました。
これも個人的な見解ですが、パワーとか馬力はあまり気にしなくてもいいかも。
サーキットでコンマ1秒を争たいなら話は別ですが、ほどほどに公道を楽しむ分には、1馬力2馬力の違いは正直わかりません。笑
個人的おすすめバイクを選んでみた
もし僕がもう一度バイク選びをするならば、という視点で候補に上がるバイクを選んでみました。
こんなポイントでバイクを選んでみようと思います。
・新車も中古車も可
・主な目的は往復200km以内の中距離ツーリング
・予算は60万円以内
・足つきが良く、車体が比較的軽く扱いやすい
・たくさんの情報がネットに落ちていて、カスタムやメンテナンスがしやすい
以上の視点でバイクを選んでみようと思います。
KAWASAKI Ninja250
※写真はninja400です
【(あくまで主観の)基準ポイント】
■相場:★★★☆☆(2017モデル:★★★★★)
2012年モデルは30万円代後半〜
2018年モデルは50万円代
■維持費:★★★★☆
■足つき:★★★☆☆
シート高785mm
■パーツの流通:★★★★☆
■ライダー人口:★★★☆☆
250ccフルカウルバイクの火付け役となった、NINJA250Rから2012年にフルモデルチェンジした「Ninja250」。
2017年にさらにフルモデルチェンジしており、完成度はかなり高いです。
僕も試乗しましたが、軽く、足つきもよく、かっこいい。
250ccなのに、思ったよりカウルの大きさを感じて、安っぽくない。
カスタムパーツも豊富で、多くの人がバイクのカスタムをネットに投稿しているので、カスタムの方向性も見つけやすいかも。
中古にも多くの車両が流れているので、予算や年式、程度など、自分にぴったりの車両を見つけやすいかもしれません。
エントリーバイクとして、かなりおすすめ。
相場として、
といった感じですね。
道の駅や、ツーリング中に、多くのNinjaとすれ違うので、Ninja250人口は多めですね。
人とかぶると捉えるか、仲間がたくさんいると捉えるかは、人それぞれです。
また、予算に余裕があるのであれば、400ccの「Ninja400」をおすすめします。
2018年型の「Ninja400」です。
デザインとともに、エンジンもパワーアップしています。
パワーだけみると、クラス最速ですね。
試乗してみましたが、はっきりと体感できるほど、加速感に差があります。
パワーにストレスを感じたくないのであればこちらを選ぶのがベターですね。
詳しくはこちらをご覧ください。
【同クラスのバイク】
■YAMAHA YZF-R25
■HONDA CBR250RR
■SUZUKI GSX-250R
250ccでも細部のクオリティはかなり高いです。
ツーリングでまったり流すなら、パワーはあんまり気にしなくていいかも。
好みの見た目のバイクを選べばいいと思います。
HONDA VTR250
【(あくまで主観の)基準ポイント】
■相場:★★★★★
中古相場は約35万円
■維持費:★★★★☆
■足つき:★★★★☆
シート高755mm
■パーツの流通:★★★★★
■ライダー人口:★★★★☆
1998年の発売以降、2017年の生産終了まで、数多くのライダーの童貞を奪ってきた、言わずと知れた名車です。
魅力は何と言っても、街乗り、ロングツーリング、峠、サーキットなど、どこで乗っても楽しめるVツインエンジン。
そして、むき出しのトラスフレームです。
これが、かっこインだよなぁ。
パワーは4気筒エンジンには及びませんが、乗りやすさは抜群。
太すぎず、軽い車体で、バイクをホールドしやすく、ひらひら走れるので、初心者にもおすすめのバイクです。
また、発売から20年近く経っているのでカスタムパーツが豊富。
スポーティに、クラシックに、なんでもござれの変幻自在。
個性を存分に表現できるのも嬉しいですね。
VTR250のライダーさんにインタビューしたので、詳しくはこちらをご覧ください。
【同クラスのバイク】
■HONDA CB250R
■YAMAHA MT-25
■KAWASAKI バリオス
SUZUKI GSR250
【(あくまで主観の)基準ポイント】
■相場:★★★★★
中古相場は約30万円
■維持費:★★★★☆
■足つき:★★★☆☆
シート高780mm
■パーツの流通:★★★★☆
■ライダー人口:★★★☆☆
重厚感のあるボディと二本だしマフラー。
250ccらしからぬ、どっしりとしたたたずまいは、存在感があります。
悲しいかな。これが写真だと伝わりづらい!!笑
車重は183kgと若干重め。
ただ、重心が低いため、走行中の安定性は抜群。
若干重めの重量に加え、パワーがそれほどあるという訳ではないので、
加速感は、同排気量の2気筒バイクと比べると、やや遅いという印象かも。
安定感があるので、とにかく乗りやすく、
まったりツーリングを目的とするツアラーバイクとして、非常にオススメできます。
カスタムに関して、
アンダーカウルやスクリーンを装着すれば、一気にスポーティーさが増します。
同スペックでカウリングされた、「GSR250F」があるので、ロングツーリングの快適性に、スポーティーなルックスを求める方はこちらもいいかもしれませんね。
こちらも写真より実物の方がかなりかっこいいです。
気になる方はお近くのバイクショップへ!
速さよりも、快適性や安定性、実用性を重視したいライダーにおすすめです。
【同クラスのバイク】
■YAMAHA MT-25
■KAWASAKI Z250
■HONDA CB250R
HONDA レブル250
【(あくまで主観の)基準ポイント】
■相場:★★★☆☆
中古相場は約49万円
■維持費:★★★★☆
■足つき:★★★★★
シート高690mm
■パーツの流通:★★★☆☆
■ライダー人口:★★★★☆
アメリカンルックスの250ccクルーザー、HONDAの「レブル250」
ゴツゴツしすぎないスタイリッシュなアメリカンタイプ!
街でも山でも、どこに置いても絵になる、クールなデザイン!
CBR250Rのエンジンがベースで、必要十分なパワー!
シート高690mmで小柄な女性でもべた足!
うん、普通にこれ欲しいですね。笑
カスタムしなくても十二分にサマになりますね。
ものすごい先入観かもしれませんが、これ選ぶ人ってセンス良さそう。
この手のバイクって、パワー、操作性、足つきなどトータルで考えると250ccクラスがちょうどいい気がする。
なので、レブル250って、すごくいい選択だと思う。
【同クラスのバイク】
■YAMAHA ドラッグスター250
■HONDA マグナ250
こうやってみると、250ccのクルーザータイプって選択肢が全然ないですね。
そういう意味で、レブル250の立ち位置ってブルーオーシャンですね。
HONDA CB400SF
【(あくまで主観の)基準ポイント】
■相場:★★★☆☆
中古相場は約49万円
■維持費:★★★☆☆
■足つき:★★★★☆
シート高755mm
■パーツの流通:★★★★★
■ライダー人口:★★★★★
言わずと知れた名車「CB400SF」通称スーフォアですね。
「CB400SF」といえば、教習車のイメージが強いですが、教習車のそれとは全くの別物です。
教習車は「CB400SF-K」といって、「CB400SF」の最大の特徴である「VTEC」が搭載されていなかったり、シート高が下がっていたり、タイヤ径が小さくなっていたり、フレームが付いていたり、なによりカラフルなポンデリング状態です。笑
「CB400SF」といえば、ミドルクラスに数少ない4気筒エンジンのバイクで、エンジンの吹け上がりがスンバラシイ。
高回転域の音は、いかにも走るぜ!!!という気持ちが高ぶるサウンド。
もちろん、加速も素晴らしく、日本の道では十分すぎるスペックです。
また、その歴史は古く、1992年の発売から、バージョンアップを重ねて今日に至ります。
なので、その長い歴史の中で生まれた、様々なカスタムパーツや方向性があるので、オリジナリティを出しやすいバイクです。
はしってよし。いじってよしの「迷ったらこれ」と言えるバイクではないでしょうか。
【同クラスのバイク】
■SUZUKI GSR400
■SUZUKI グラディウス400
KAWASAKI NINJA400
【(あくまで主観の)基準ポイント】
■相場:★★☆☆☆
中古相場は約51〜74万円
■維持費:★★★☆☆
■足つき:★★★★☆
シート高785mm
■パーツの流通:★★☆☆☆
■ライダー人口:★★★☆☆
これ、かっこいいんですよね。
2018年にフルモデルチェンジして、一気に人気に火がつきましたね。
実際乗ってみたのですが、「軽い・速い・カッコいい」の三拍子がそろった、いいバイクです。
上の星だけみると低く見えますが、表にはない部分で素晴らしいポイントがたくさん。
一度跨ってみてください。きっとハンコを押したくなります。
詳しくは、こちらにまとめたのでご覧ください。
HONDA CBR400R
【(あくまで主観の)基準ポイント】
■相場:★★☆☆☆
中古相場は約51〜74万円
■維持費:★★★☆☆
■足つき:★★★★☆
シート高785mm
■パーツの流通:★★☆☆☆
■ライダー人口:★★★☆☆
はい!きました!
僕の愛車です!!
このバイクは非常にいいバイクですよぉ!!
おもくそ主観的ですが、関係ありません。
これはいいバイク!!
悪くいえば中途半端。
よくいえば、程よいトルクと程よい加速感。
大型並みの安定性に、振動の少ない2気筒エンジン。
どこまでも走っていけると感じてしまう、すばらしいバイクです。
詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
ここまで好き勝手なことを言って来ましたが、あくまで一個人の意見としてとらえてください。
結局決めるのは自分。
ならば後悔のない選択をしてください。
他人なんて関係ありません!
他人のバイクをバカにする奴がバカです!!
自分が「カッコいい!!」と信じたバイクに乗りましょう!!!