前からずーーーーっと気になっていた!!
ついにバーエンドを装着しました!
前々から、交換しようと思っていたのですが、ハンドルの先っちょにつける金属の塊が7,000円って...!
ケチケチ大名の私の財布の紐は硬く、今まではどうしても手が出ませんでしたが、
この度晴れて交換しました!
一番の理由は、「カスタムしてるバイクってきっちりバーエンドまでいじってる。」と気づいたから。
やるなら徹底してやろうぜ!
カスタム欲を満たすために、7,000円なんて安いじゃねーか!
などと言う、「物欲という名の悪魔」に財布の紐をこじ開けられてしまったので、気づいたらamazonの購入ボタンを押していた次第です。
なんて、前置きはさておき、リアルな交換に至った理由はこちら。
【1】ドレスアップ
ハンドルを周りをもう少し派手にしたい!
お手軽にカスタムしている感を演出したい!
という欲。
【2】立ちごけ時の損傷軽減
バーエンドを延長することによって、立ちゴケした際にレバーの破損や、カウルへの傷を減らしたい。
ショートレバーなので、レバーへのでダメージは、そこまで大きくないと思いますが、万が一コケた際にクラッチやブレーキが逝ってしまい、自走不能というのは恐ろしい。
あくまで、バイク保護の観点から。
【3】振動軽減効果に期待
ヘビーバーエンドを装着することにより、錘の力で振動を減らしたい!
ハンドルを延長することにより、一番振動があるであろう部分を、握るところの外側へ移動させてしまおうという作戦です。
純正のバーエンドでも、そこまで振動はなく、あまり気にならないのですが、
「どこまで振動軽減効果があるのだろう」
という好奇心。
SSK ヘビーウエイトバーエンド
今回購入したバーエンドは「SSK」のヘビーバーエンドです。
なぜ「SSK」かというと、それはデザインが好みだから。
CBR400Rに装着可能で、一番シンプルで合いそうなデザインでした。
他のバーエンドはキャップの部分が好みではありませんでした。
ヘビーではないバーエンドもありましたが、振動軽減効果がいかほどのものかというのを検証してみたかったから。
というわけで購入したブツはこちら。
これです!
Amazonで、7,731円也!
あぁぁ、高い!!!!!!
...心の声が漏れてましたね。笑
価格自体は、相場だと思います。
では、開封していくとしましょう。
これが内容物です。
カラーはチタンを選びました。
他のカラーは、ゴールド、ブラック、ブルー、レッド、オレンジがありました。
バイクのカラーに合わせて選べる7色!
本体とサイズ調整用のボルト、スペーサーが付属しています。
HONDAのバイクは取り付け部分が、半月形状になっているので、取り付けの際には自身のバイクに取り付け可能か、要チェックです。
バーエンドの構造はこんな感じ!
作りは割としっかりしています。
金属の質感も高めなので、取り付けた際の期待感も高まる!
取り付け編
まずは交換前のバーエンドから。
割とシンプルな純正バーエンドさん。
これを今から取り外していきます。
このプラスネジのみをドライバーで回しても、バーエンドごとくるくると回ってしまいます。
なので、黄色部分を固定して、赤部分のネジを回すことが大前提。
初めはマスキングテープでバーエンドを保護し、でっかいプライヤーで純正バーエンドを挟み込み、ドライバーでグリッっとやりましたが、バーエンドごと回転してしまい、ネジは回らず。
かなり固めに固定されているのが、手から伝わってきます。
手持ちの工具では、かなり厳しい強敵です。
どうしたもんか悩んでいると、
ウチの85歳のじいちゃんが、強力なインパクトドライバーを携えて登場。
さながら、コマンドーのシュワちゃんのような勢いです。
「まかせとけ!」と息巻くので、
とりあえず任せてみると、
ゴリリリリリリリリriririri
体重を電動のドライバーに預け、何かが貫通しそうな勢いで掘削。
不安を感じたので、
「ちょっと見せて」
と見てみると、戦慄。
なんとネジ山をゴリゴリに削ってやがりました...!
ちょちょちょちょちょ!!!
おいおいおいおい!
「ネジ山はまだある!!!」
と、小さい声で呟いていましたが、実際のネジ山は、ギリギリのところでドライバーが引っかかる感じ。
コマンドーの勢いはドコへやら。
さながら子猫です。
正直、血の気が引きました。
が、その熱意は汲んであげたい。
とりあえず、
「うん、ありがとう。ちょっと代わって。」
と、インパクトドライバーを没収し、バトンタッチ。
「これやばいなー、ネジ山はギリギリだなぁ。とりあえずショックドライバー買いに行くかぁ」
と悩みながらスマホで検索していると、一筋の光明が...!
Google神「バーエンドはネジロック剤で固着しているので、熱で溶かすといいぞよ。ていうか楽勝。」
「そうか!その手があったか!!!」
と、全身に電流が走り、家の中で”熱”を発することができるアイテムを捜索。
残念ながらガスバーナーなんて都合よくあるわけない...
そうだ!!
あれがあるじゃないか!!!
SOTO(キャンプ用)のバーナーである。
時間でいうと〜5分といった間、バーエンドをキャンプ用のバーナーで熱します。
熱を加えることで、ネジロック剤を溶かすことができます。
熱を加えてはドライバーで捻って。
熱を加えてはドライバーで捻って。
熱を加えてはドライバーで捻って。
を繰り返していきます。
すると、
回ったぁぁぁぁぁーー!!
YATTAAAAAAーーーー!!(マシオカ)
かなりじっくり焼きました!
白い煙が上がった時が、OKの合図!(多分)
しっかり熱すれば、プライヤーなどは必要なく、左手で固定、右手にドライバーで楽勝!
道具はちゃんとしたものを使いましょう。
できればガスバーナーがいいです。
ライターやチャッカマンでは、おそらく火力が足りなくて、表面が焦げる程度になるかと思います。
なぜかというと、
キャンプ用のバーナーでは、広い範囲に火が広がるため、グリップが焼けます。
バッチリ溶けました。
ですが、グリップはこの後すぐに交換したので、問題なし。
後日記事にします。
熱々のバーエンドを地面で冷ましながら、パーツクリーナーでとろけたネジロック剤を綺麗にします。
では、
いざ装着です。
半月の切り込みを合わせながら、ずれないようにバーエンドを押さえつけます。
そのままの状態で、六角レンチ(ラチェット仕様)で固定してきます。
ほんとはネジロック剤で、固定するとなお良しです。
アロンアルファなどを使う場合は、
「二度とバーエンドは交換せぬ!!!」
と、強い決意がある方のみお勧めします。
装着してみると、こんな感じです。
ええ、ええ、
どうですかこれ、
カッケーっしょ!
想像以上にいい感じなバーエンドになりました。
あと、かなりハンドルが長くなりました。
え、めっちゃいいやん。
これ。
バーエンドの使用感とメリット・デメリット
振動軽減についての素直な感想
これを装着して、職場まで20kmほど走ってみましたが、
ぶっちゃけ違いはわかりません!!笑
正直思ったほどの振動軽減効果はないかもしれません。
全開走行をしていないというのもあるかもしれませんが、通常のツーリングでもレブリミット近くまで回すことなんて、せいぜい追い越しぐらいです。
その際には効果があるかもしれませんが、そもそもそんなに機会もないし。
また、振動軽減の効果はバイクによります。
CBR400Rは、レッドゾーン10,000回転の2気筒バイクです。
常に高回転で走るような、エンジンではありません。
低回転でもそこそこのトルクで、そこそこのスピードまで加速します。
なので、普段走りでも、4~5,000回転ぐらいで走っていることが多く、もともと手に伝わる振動は少なめだったりします。
バリバリの高速回転型のエンジンを積んでいるバイクや、単気筒のドコドコエンジンのバイクなどでは効果があるかもしれません。
うちの子では、そこまでの恩恵は感じませんでした。
ただ、先っちょ(バーエンド部分)を握ってみると、さながらバイブのようにブルブル 大きく振動していたので、実は効果があるのかなぁ。なんて思ったりします。
立ちごけの損傷軽減について
立ちごけしていないのでわかりません。
今後もこのパートに追記する必要がないことを祈っていてください...。
ですが、ハンドルが長くなったことと、フレームスライダーが相まって、サイドカウルへの傷はかなり少なくなるんじゃないかなぁと思っています。
エンジンガード等があればさらに安全な気がします。
バーエンド交換のメリット
上述しましたが、ざっくりまとめるとこんな感じです。
・ハンドル周りが引き締まって、カスタムしている感が出る。見た目がかっこいい。
・バイクによっては振動軽減効果がある
・ヘビーバーエンドなどにこだわらなければ、3,000円程度でも購入できるため、カスタム入門にぴったり
・他のパーツと組み合わせることで、ボディやパーツへのダメージ軽減を期待できる
・見た目がかっこいい(2回目)
バーエンド交換のデメリット
・純正のバーエンドはロック剤で固着しているので、外す際に工具や労力が必要。← バーナーがあれば解決
・バーナーで炙る手法で作業する場合、下手するとグリップが焼ける ← グリップを変えれば解決
・ヘビーバーエンドは、高い ← 金があれば解決
・じーちゃんに任せると、ネジ山が無くなる。 ← ギリギリのところで止めればセーフ
色々ありましたが、またうちの子がかっこよくなりました。
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!
【グリップの交換方法はこちら】