前回のシングルシートカウル記事でも書いたように、バイクってお尻が大事。
いつかはリアフェンダーレスにして、テールライト周りは、可能な限りスッキリさせたい。
「でも、既存のフェンダーレスキットって、ありきたりよね…。」
と思ってしまうのが、正直なキモチ。
フェンダーを完全に取っ払って、タイヤハウス内にナンバーをくっつけるというのは、"ヤンチャ感"が否めない。
クラシックとかアメリカンバイクがやってるみたいに、片側のタイヤ横にナンバーを縦置きにするのは、SSには合わない。
!!! これや! これめっちゃいい!!
ドゥカティ ディアベル!!
公式HPには、「革新的なナンバープレートポジション」
…スイマセン!! これいただきます!!
これなら、CBR400Rの400ccらしからぬイカしたテールが活きる。
スッキリしたリア周りを作り出すなら、フェンダーレスとは言わず、ナンバーステーとフェンダーを一体化させるしかない!
ということで、気付いたらまた来てました。
タイからお荷物が。
フェンダーレス化 ナンバーステー。開封。
いざ、開封。
あいも変わらず、プチプチに包まれてやってきました。
今回買ったステーは鉄製なので、輸送の際にところどころ緩衝材を突き破ってました。
そして、マジで異国の匂いが。石鹸的なタイ人の香りがしました。
これが、今回購入したもの。
リアマットガードにつける、ナンバーステーです。
カッケーよ。タイ。
ステーは鉄製で、体感で1、2kgはあるかなという感じ。
今回購入したものは、左右両方からステーを出してセンターで合わせるタイプ。
ですが、今回は片側のみ使用したいです。
だって、ゴツゴツさせたくないから。
できる限りスタイリッシュに。そのためのフェンダーレスです。
では、では、詳細をチェック。
で、これがナンバーステーです。
これがかっこいい。
ここで。問題が。
そう、ウインカーです。
アクティブから、ウインカー付きナンバーステーが出てますが、どうせならオリジナリティを出したいので、ウインカーを別途購入しました。
ではなく、
こちら。
この汎用LEDウインカーを使って、ウインカーを組み付けます。
また、ナンバーステーには、LEDのナンバー灯が付属していました。
やるぜ!組付け!!
組み立て編
もちろんタイから贈られてきた部品だけでは装着できないので、日本仕様にするため、諸々を購入しました。
購入したものは、
・配線ケーブル 5m ←分割して使用します
・ステンレスステー ←ナンバーとウインカーを固定
・ワッシャー類
・熱収縮チューブ
・タイラップ(黒)
・キボシ ← 足りない
などなど、僕の心の友である
「カインズホーム」で購入しました。
まずは、ナンバー灯を取り付けます。
付属のナットで固定もバッチリ。
ちなみにLEDのガワは鉄製なので、安心。
それをマットガードに仮組みつけ。
「え、これカッコイイやん…!」
と思いながら、作業を進めます。
あまりにボルトが長いと、クリアランス的にタイヤに干渉してしまうので、専用のスペーサーを取り付けて、長さを調節します。
さらに、ステーを取り付け。
理想の形の全貌が見えてきました。
ワクワクしながら作業を進めます。
ウインカー装着
まずはステーを装着します。
ナンバーステー自体のボルト穴が、おそらくタイ仕様になっているため、ステーで調整します。
上ネジがついていないのは、そこにナンバーを固定します。
ナンバーがつくことを想定して、念のため皿ネジを使用。
こんな感じで。
純正のボルト径がステーとプレートに合わないので、若干径は小さくなりますが、ワッシャーを使って装着します。
ボルトの受け側にもスプリングワッシャーを使って、緩みを防止してます。
不安だったけど、500km走って問題無し。
ウインカーを装着します。
大体のサイズでこのウインカーとステーを購入したのですが、まさかの完璧にフィット!!!
「え、俺、天才やん…。」
と、誰もいない部屋でポツリ。
めっちゃカッコイイ。マジで。
ウインカーの周りにを囲む、ゴム製のパーツは、とりはずし。
だって、つけるとスタイリッシュじゃないから。
ここからは配線を加工。
配線コードを使って、延長します。
リアタイアの後ろから1.5mほどあれば、タンデムシート下のウインカーリレーにアクセスできます。
配線部分は外にむき出し。
なので、振動とか雨とかで外れたり、漏電しないように、熱収縮チューブで固定します。
ここでは、後で配線を一括でまとめることを考えて、キボシし加工はせずに、コードをそのまま剥いて接続。その上に絶縁テープ。さらにその上に熱収縮チューブ。
「どいうこと?」と思う人は、最後まで見てね。
車体への取り付け
まずはタイヤのシャフトのボルトを緩めます。
少しだけ、フォークと車体の間にスペースを作り、組み上げた一式を差し込みます。
あぁー!いい!!
すでに成功の予感!!
コードとかダルダルですが、それはこれから!
と、思っていた矢先、事件発生。
タイヤとステーがキスしてるぅーー!!(涙
やはり、両サイドから取り付けるステーを片側からしか付けなかった罰なのか…!!
いや、しかし、このまま付けたいぃ!!
となれば、頼るところは…
パワーです。
ええ、曲げましたとも。
微々たるものです。数cmのクリアランスが取れればいいのです。
万力? そんなの持ってねーよ!!
だから、僕は万力の代わりに、側溝の網
加減しながら曲げます。
ドヤッ!!
若干の曲げた感は拭えませんが、こんなところは、隠れて影になるので問題無し!!
クリアランスの問題は解決したので、配線を処理します。
チューブ状の保護材に、コードを通します。
どれがどのコードかわかるように、メモメモ。
スタート地点はこんな感じ。
ぶっちゃけ、ここも完璧。
マジかっこええで、おみゃーさん。
黒のタイラップでステーの各所と固定します。
かなりきつめに締めたので、ゆるみは一切無し。
パーペキです。
フェンダー取り外し
左手に隠れているウインカー・テールのカプラーを外し、その下に見える、ボルトを外します。
が、マジでここ、硬ってーの!!!
安物の六角レンチで取れないので、ホームセンターで六角レンチを新調しましたが、それでも歯が立ちません!
HONDAさん!! 締めすぎっす!!
結局このままだと、ボルト穴が、なめてしまいそうなので、翌日にライコランドに持って行って外してもらいました笑
「あ、レンチでラクショーっした!」
と軽い感じで言われたので、軽くショック。
工具って大事ですね。
お値段1,080円。
装着!!最終調整!!
こんな感じで、純正のカプラーをぶった切ります。
そしてキボシ加工。
これを延長した配線とつなぎます。
装着したのが安物のウインカーなので、純正のハロゲン球のウインカーと、ポン付けで交換するとハイフラを起こしてしまいます。
※ハイフラ:ハイフラッシャーの略 消費電力の違いでLEDが高速点滅する現象。
このままでは車検に通りません。
というか、
「僕、右に曲がりたいです!!!!!!」カチャチャチャチャ
という、方向指示の主張が激しすぎてかっこ悪いので、抵抗をかましてあえて電力を消費させて調整します。
光ったぁぁ!!!
カッケー!!!
マジカッケー!!!
LEDのボツボツ感が、今っぽい!!
テールライトの感じと、完璧にマッチ!!
ここまでイメージ通り!!
興奮は隠さずに、さらに配線類をまとめます。
赤と黒の配線は、外から全く見えません。
「いや、完璧やん。純正みたいやん。素敵やん。」
悦に浸って作業終了。
だいたい作業時間は土曜日を1日使った感じ。
まとめ
ドドン!!!!
いいでしょコレ!!!
我ながら、かなりクオリティは高いと思われます!!
あの黒のチューブが、ザクの口っぽくて、メカ感を出してるよね。
結局全部(シングルシートカウル含む)で25,000円くらいだったかな。
もしアクティブのLEDナンバーステーを買ってたら、もっと高かったと思う。
オンリーワンでオリジナルなお尻がついに完成!!
正直、CBR400Rを購入する前からやりたかったカスタムが成功して嬉しいです。
いやー今回はかなり満足度高めだなぁ。
理想通りのスタイリッシュでクールなお尻。
マットガードの形状が、タイヤの溝っぽくて、いい感じ。
マジでいいよ。マジで。
真っ黒なCBR400Rに、イカしたお尻を見つけたら!!
「あ、変態Shotaroだ!!」と声をかけてもらえたら、嬉しいです!
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!!
【追記】
ステーを片側で使用してると折れます!
というか、折れました!!
もしこの記事を見て取り付け(片側のみ)しようとしてる方は、必ずステーを両側から装着してください!!
マジ危ないし、マジで泣けます。
【ご注意下さい!】
この記事と同じカスタムをされたTwitterのフォロワーさんから、このステーを使うことでリアシャフトのナットがいなくなる可能性があると、ツイートを頂きました。
みなさんもご注意下さいねー!
【シングルシートカウルをつけた話】