バイク離れが叫ばれ、2輪メーカーの経営が懸念される昨今。
2000年には80万台を超えていたバイク需要も、2016年に40万台を割り、16年で半分まで減少。
過去70年間で40万台を割ったことがなかったそうです。
と、難しそうな話から入りましたが、個人的に、バイク離れ大きな原因の一つは、
禿げるからだと思う。
だって長時間ツーリングを終えた直後には、
・じとっと湿る頭皮。
・「今日ワックスつけたっけ…?」と勘違いしてしまうウエットな髪。
・このまま眠ってしまったら「確実に毛根が絶滅するな」と感じてしまう恐怖。
そして、意図せぬ眠りから目覚めた朝、無残な枕元に涙した日々。
ある日気づいてしまった。
男の自信(髪)>バイクであると。
そんなのが積み重なって、バイクを降りてしまった人が増えたんだと思う。
なので、今回は(自分のために)抜け毛対策をまとめてみました。
「換気」「解放」「洗浄」3つのポイントで、ハゲ防止。
まずはじめに、長時間ヘルメットをかぶると禿げるというのは、都市伝説だと思います。
正確には、
「長時間ヘルメットをかぶった後のケアを怠るから、頭皮にダメージを与える」が正解。
「俺カンペキにケアしてるし!お薬も使ってるし!!!」それでも、ダメだという方は別の原因です。悪しからず。
本題にもどって。3つのポイントというのは、
「換気」→換気して装着中の雑菌繁殖を減らす
「解放」→ヘルメットで頭皮の血管を圧迫しすぎない
「洗浄」→頭皮・インナーパッドを綺麗にする
を行うことで、頭にかかるストレスを減らします。
ぶっちゃけ、めんどくさがりな自分は、ツーリングを終えた後は、あとまわしにしちゃいます。その間に毛根が死滅していきます。
さよなら、毛根。
…いかん、いかん。ケアが大事。
【1】ヘルメット内を換気して、雑菌繁殖のリスクを減らす
激しいライディングや、気温の上昇で出てくる汗。
大型トラックに幅寄せされ、命の危険を感じて出てくる冷や汗。
様々な要因で、頭が湿っている状態がつづき、蒸されていきます。そのため、雑菌が繁殖し、頭皮は大変な状態に。
結果、毛根がダメージを受け、髪がスポスポ抜けていくわけです。だから、ヘルメット内を換気することが大事。
具体的には、
・ベンチレーションに優れた、ヘルメットを使う。
・吸水・速乾性に優れたインナーパッドを使う。
・休憩時には、タオルで汗を拭く。
ということがポイントです。
ベンチレーションとは「風通し・換気・通気」
そもそも、安価なヘルメットには、ベンチレーション機能がない可能性があります。
お持ちのヘルメットの表面がツルっと綺麗な面で、穴が見当たらない場合は、ベンチレーションがありません。
ベンチレーション搭載ヘルメットを紹介。
リード工業 バイクヘルメット ジェット X-AIR RAZZO III
ベンチレーション付きジェットタイプのヘルメット。
価格が約1万円と安価で、機能するベンチレーションがある点が魅力的です。重さも1,200gと軽めで首への負担も少ない点がGOOD!カラーパターンも4つあります。
とにかくコスパ重視という方にはおすすめ。
ヤマハ(YAMAHA) バイクヘルメット ジェット YJ-14 ZENITH
こちらも同じくジェットタイプのヘルメット。バイクメーカーのYAMAHAの製品ということもあり安心です。
前面に見るからに空気が入ってきそうなインテークを搭載しているのが、印象的ですね。
ベンチレーションとは別に、インナーシェードがついているので、わざわざサングラスや、スモークシールドに変えなくても、明るさの調節ができるという点もいいですね。
見た目もいいし、安いし、こちらもコスパ高め。
ショウエイ(SHOEI) バイクヘルメット フルフェイス Z-7
こちらはフルフェイスタイプ。大手ヘルメットメーカー「SHOEI」の「Z-7」です。
これは個人的にほしいヘルメットです。…しい。
値段は高めですが、優れたベンチレーション、静穏性、デザインに加え、とにかく軽い。そして小さい。…ほしい。
ヘルメットをかぶって、「ボンバーマン」みたいなシルエットには、絶対なりません。
また別売りで交換用のインナーパッドがあるので、定期的に交換できるのもうれしい。ほしい!
うーん、ほしいっ!!
また、こんなものもあります。
Shinobu Riders 吸汗速乾 ヘルメット インナーキャップ
水泳キャップじゃ、ごじゃいやせん。
ヘルメット用のインナーキャップです。
通気性抜群、汗を吸収し、速乾。
要するに蒸れを抑えてくれるんです。
さらに、抗菌効果もありので、「菌がワラワラ」という悪環境も改善できます。
休憩の際にヘルメットを脱いで、こちらを脱ぎ忘れると、もれなく「変態認定」されますので、ご注意を。
【2】ヘルメットで頭皮の血管を圧迫しすぎない
長時間ヘルメットをかぶっていると、当然ながらヘルメットが頭皮を圧迫します。
もしサイズが合わず、小さすぎるヘルメットを使っているなら、なおさら。
頭皮を圧迫することで、血行を悪化させ、必要な酸素や栄養分が、髪に供給されず、髪の毛たちの離脱へつながります。
実際、こればっかりは難しいところ。
できることは、
・こまめに休憩をとる。
・ヘルメットを脱いで、圧迫を解く。
・マッサージをして血行を促進。
ずーっとヘルメットをかぶりっぱなしはよくありません。
ゆるやかに、毛根が死滅していきます。
髪もペッちゃんこになります。
そんな中、こいつを使うといいと、弟(SHOEI GTair 使用者)が言ってました。
トゥー・ホイール・クール(TWO WHEEL COOL) ヘルメット用ベンチレーションライナー
これは、インナーの上に置くことで、髪とメット内装の隙間に空間ができます。
そこを空気が通ることで、通気性を高めます。
さらに、髪側の面には小さなイボイボがたくさんあり、髪の毛がペッちゃんこになるのを防いでくれます。
ヤツの髪型は、長距離運転にもかかわらず、ファサファサしてやがりますた。
【3】ヘルメットを脱いだ後は、きれいに洗浄する
長距離運転お疲れさまでした。
じゃあちょっと休憩。
の前に、頭をキレイにしましょう。
脱ぎたてホカホカの頭では、菌たち絶賛繁殖中。
ヘルメットを脱いだら、すぐに頭をキレイに洗う。
これ大事。
すぐにきれいにするだけでも大きな差が出ます。
そして、ヘルメットの内装もしっかり洗う。
一緒にお風呂にもっていって洗っちゃいましょう。
通勤でバイクを使われる方は、インナーパーツの予備なんかがあるといいかも。
シャンプーもスカルプシャンプーを使うといいかもしれませんね!
自分はコスパ重視でこれ使ってます。
バイタリズム(VITALISM) スカルプケア シャンプー ノンシリコン for MEN
キレイになった気がする!という感じがするので、これにしてます。
webでスカルプシャンプーで調べたら、コスパ評価が良かったから使っているだけですね。
これつかってふっさふさ!みたいな情報があったら、ぜひ教えていただきたいです。(真剣)
まとめ
以上の3つのポイントを抑えることで、少しはヘルメット薄毛の防止にはなるのではないでしょうか。
ヘルメットが頭皮にこすれるて、摩耗するという懸念点もありますが、ジャストサイズのヘルメットを使えば、リスクは減るはず。
菌を増やさない・圧迫しすぎない。
という点を忘れなければ、毛の離脱スピードを抑えられると思います。
この記事で、バイク人口の減少ストップに役立てば…!と思っております。
抜け毛リスクを減らして、ロングバイクライフを楽しみましょう!
それでは、have a nice 東海bikelife!