11月に、CBR400Rを再び塗り替えました!!!
なぜ2020年も終わる、12月の終わりになって記事を書いてるかって??
年末の追い込みで仕事が死ぬほど忙しいのです。
動画チャンネルとか立ち上げたから、Youtube、RIDEMATE、そしてこのHAQ portalと、本業に加えてやることてんこ盛り。
この状況。
ええ、私はドMでございます。
しかも、忙しさを楽しんでしまっている、ポジティブなドMです。
頭使いすぎて、先日38.5度の熱が出ました。笑
しかしなぜこのタイミングで、色をまた塗る変えるかと、疑問に思った方も多いかと思われます。
「あんなにかっこいいマットブラックなのに!!!(自画自賛)」
僕は、ある日「CBR400R カスタム」というワードで、ネットサーフィンをしていました。
誰か面白いカスタムをしていないかなぁ。とGoogle先生が見せてくれる画像にワクワクしながら。
時折この「HAQ portal」で掲載している画像が表示されてニヤニヤ。
が、ある時、フェイスマスクを装着しマットブラックにオールペンされ、ナンバーステーもディアベル風のCBR400Rを発見。
しかし、背景には見覚えがありません。
よくよく見てみると、リアナンバーステーはactiveのウインカー付きナンバー。
どういうことかと言うと、
ほとんどおんなじカスタムをしているCBR400Rを見つけました。
オリジナリティを出したい僕は、このとき、
「色変えよ。」
と決意した次第であります。
'19型のCBR400Rにも、純正でマットブラックのカラーがあることも理由の一つです。
というわけで、今回はグレーに塗ることにしました。
さよなら。そしてありがとうマットブラック
この色ともサヨナラなので、記念に一枚。
後悔の無いように塗り切るぞ!!という決意も込めて。
写真を撮り終えたところで、カウルを取り外していきます。
まずはマスクとサイドカウルを取り外します。
今回は、「黒」ではなく「グレー」にするので、タンクも取り外して色を塗ります。
タンクを取り外さずに作業する方が簡単ですが、タンクだけ色が元のままと言うのも変な話なので。
タンクの取り外し方は別の記事にまとめるので、ここでは割愛します。
こんな感じでスッキリ。
初めてのタンクの取り外しに苦戦しながらも、塗装の準備の1stステージはクリア!
足付け → 下地のプラサフへ
前回の塗装記事でも書きましたが、塗装において、下地は命!!!
しっかりと下地を整えることで、色を塗った時の塗料の乗り方や仕上がり具合に大きく影響します。
サンダーなどの機械があれば、非常に楽チンですが、うちのサンダーの「さんださん」が失踪中なので、今回はマンパワーで乗り切ることに。
今回のテーマが
「筋トレを兼ねた塗装」になりました。
まずは前回のマットブラックの塗料を削り落とします。
研磨しながら古い塗装面を削るため、耐水ペーパーを使用します。
初めは耐水ペーパーの#240を使用し荒く削っていきます。
#240で塗料の上のコーティングをざっくり削ったら、#400を使い、プラサフを塗るための面を整えます。
また、マットブラックはバリアスコートでコーティングされているため、塗料の削り残しがあると、新しい塗料を弾いてしまうため、水を流しながら削り具合を確認し、作業を進めます。
素人考えかもしれませんが、水を塗料に見立てて、水を流して弾かなくなるまで削りました。
左が削ったあとで、右がコーティングと塗料が残っている状態です。
水をかけた時に左側の状態のように、水を弾かなくなるまで削ります。
全て削り終え、乾燥を終え、シリコンオフで脱脂をし、プラサフを塗るために塗装台へ。
気づけば夜でした。
緊急事態! プラサフの具合がおかしいぞ!!!
「いざ!プラサフ!!」
ということで、いつものように2液の調合を終え、スプレーガンに塗料を詰め、塗ってみると...
ダマになる!!!
これはまずい!!!これはまずいぞ!!!!
スプレーガンの空気の量とか、塗料の量を調整したけど、一向に改善されない!!
ゆず肌どころか、完成直前のホットケーキのような穴ぼこ具合。
ふと、注いだプラサフ塗料を見てみると、いつもよりもトロトロ。
「これ、調合の比率、間違ってね?」
はい。混合量が間違っており、通常より濃くなっていたため、おかしな状態になっておりました。
盛大なゆず肌は、
「プラサフだし、あとで削ろう!!」
「うん、そうしよう!!」
という、「臭いものには蓋をする」という精神を完徹し、そのまま作業を進めることに。
プラサフを塗り終え、乾燥させます。
調合する際には、気温や湿度を考えて、配分を調整しましょう。
勉強になりました。
塗装面を整え、本塗りへ。
盛大にぶつぶつになったプラサフ下地を、研磨し均一にすることに。
再び耐水ペーパーを使用します。
番手は#600を使用しました。
毎回思うのですが、このプラサフカラーもなかなかかっこええ。
では今回のメインディッシュである、「グレー」を塗っていきます。
まずは、
「ベースカラー」を計量カップへ。
ゴミが入らないように、濾過しながら。
次に「希釈用シンナー」をカップへ。
秤で重さを確認しながら、正しい分量を入れます。
最後に「硬化剤」をカップへ。
これでバッチリ!!
(プラサフの時もこれやってます。笑)
いざ塗装へ。
部品から20cmぐらいの距離を開けて、垂れるギリギリを狙って、ゆっくり動かします。
プロは、この段階でいい感じの艶を出すことができます。
勇猛果敢に攻めすぎると、垂れてしまうので、慎重に。
まぁ、僕はズブのど素人なので、当然垂らしまくりですが。
それでも、それなりに塗れたところもございまして。
ぶっちゃけ、クリアを塗るので、あまり攻めなくても大丈夫なんですよね。
垂らしまくった塗り後をみて、僕は頬を濡らしました。
差し色に「ソウルレッド」を。
グレー1色だと面白みがないので、今回は差し色に「赤」を入れることにしました。
グレーを乾かした後に、マスキングして必要な部分に赤が出るようにしました。
マスキングで2色にする時の注意は一言。
「曲線のマスキングも直線同様、複数のテープを重ねてマスキングすべからず」
これに尽きる。
僕は、複数のマスキングテープを重ねて曲線を作ってしまったので、カーブがギザギザになってしまいました。
ほんと気をつけてね。
パッと思い浮かんだカッコいい赤色は、
マツダの「ソウルレッド」
3液の塗料は初なので、頑張って塗りました。
この辺は、塗装に夢中で写真を撮るのを忘れていたので、あまり写真がありません。笑
このあと、クリアを塗って完成しました。(←超省略)
新色!完成!
この距離がちょうどいい感じに見える距離です!
マスキング漏れとか、液だれとか、ゆず肌残しとか、5m離れれば問題なし!!!
いかがでしょうか。
みなさんも、バイクにオリジナリティを出すために、いっそ塗り替えなんて。
非常に愛車に愛着が湧きますよ。
売ることを度外視すればですが!!!
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!