マスツーリング行くぜ!!
高速つかうぜ!!
みんなゲートをスルーするぜ!!
俺だけポツン....。
E T C さえあればぁぁぁ!
と思いながら、みなさんを待たせないように慌てて通行券をポケットに押し込み、グローブをいそいそと装着。
「お待たせしましたぁ..!」と合流。
もう申し訳ない気持ちと、脇汗でいっぱいですわ!
そんな悲しい経験を繰り返しましたので、この度、ETCを取り付けることとなりました。
しかし!
新品で購入すると高い!!!!
お値段なんと!
・ETC車載器本体(MSC-BE700E) 23,500円
・セットアップ料金 2,500円
・取付工賃(フルカウル) 9,500円
・消費税 2,840円
合計:38,340円!!!
※NAPSより
セットアップしてあるやつ自分で買ってつけた方が安くね?
と素直にそう思った僕は、実験的に中古でETCを購入し、ゲートを潜れるか試してみました。
購入したETC
僕が今回中古のETCをゲットするにあたって使ったのが「ヤフオク」です。
感覚的にですが、中古のETCの相場は13,000円〜16,000円といったところ。
うん、意外に高い。
僕が購入するにあたって気にしたところが、分離型であるということ。
■一体型の特徴
・安価。
・ハンドル周りにETCを設置するため、すぐにカードが取り出せる。
・ハンドル周りがゴテゴテする。
・設置場所が限られる。
■分離型の特徴
・若干高価(最近は分離型も値下がりしているので、大きな差はない)
・設置場所を問わない
・タンデムシート下など、鍵付きの場所にETCを設置でき、セキュリティ性も高い。
・ハンドル周りはほとんどそのまま。
・ETCカードの抜き差しのアクセスがめんどくさい
といった感じです。
スタイリッシュさを追求したい僕は、もちろん分離型。
取り付けも自分でやるので、ショップに頼むよりも安くなるだろうという判断です。
また、アンテナとは別に、ETCカードが使用可能かどうかわかるインジケーターつきのものにしました。
なんか光ってて見た目もかっこいいし。
というか、ETCが使えるかどうかわからない状態のまま、ETCゲートに突撃する度胸はありません。笑
ちなみに僕が購入したものは、
日本無線の「二輪用分離型ETC JRM-11」というものです。
お値段は15,500円でした。
うーん、平均価格!!笑
程度が良かったので、よしとします。
新品で取り付けると倍以上の値段がしますし。
ちなみに、ETCをバイクに取り付ける場合は、正規の手続きではこんな感じになります。
■車検証、軽自動車届出証を準備し、申し込み用紙に必要事項を記入
↓
■セットアップ店が申込内容を、ITS-TEA(ETCのシステムを管理する団体)へ送信
↓
■セットアップ情報の申請を受け付け、情報を作成
↓
■セットアップ店に伝達。セットアップ店は受け取った情報を元に作業及び証明書の発行
↓
■利用可能
というのが手続きの流れです。
上記の工程にかかる時間は3日〜1週間と言われています。
機種やバイクの車種によっては、完成するまでの時間が異なるようです。
「時間もお金もかかるんやね。」
というのが、正直な感想。
関東と近畿では、2018年ETC2.0の車載器の取り付けの助成金が10,000円出ているようです!
近畿はずっと助成金やってますよねー。
おい!!
おい東海!!!
なんでだ!!!!!
この助成金を活用して取り付けるのも良いかと思います!
むしろ見逃すのはもったいないですね。
が、僕は悲しいかな、東海在住。
己の腕でバイクをETC化していきます...!
では、早速取り付けていきます。
CBR400Rに中古ETCを取り付け
作業に入ります。
今回の作業から、ヘックスソケットとラチェットを組み合わせて使ってみました。
バイク整備でよく使う六角が一瞬で緩まるので、マジでオススメです。
もう手のひらに六角の陥没跡がつきません!
まず、バッテリーにアクセスするために、シートを外します。
ついでに、タンデムシートも外しておきます。
配線するために、サイドカウルも外しておきます。
ラチェット大活躍です。
次に、バッテリーを外します。
-端子 → +端子の順番に取り外します。
いろいろ取り外して、CBR400Rのエロい部分が丸見え。
むふふふ。
このインジケーターの取り付け位置を決めていきます。
ここしかないでしょ!
って場所が見つかりました。
ぴったりはまりすぎて、固定の必要がないくらい。笑
インジケーターの位置を決めたので、コードを通します。
ついでにアンテナの配線も一緒に通します。
コードをカウルの下を通し、フレーム沿ってバッテリー付近まで持ってきます。
これからバッテリーに接続して通電させたいのですが、コードはこんな感じ。
前のオーナーさんがバツっと切った感満載ですね。笑
このままだと接続できないので、クワ型のキボシ加工をして、バッテリーに取り付けられるようにします。
クオリティはさておき、しっかり取り付けられました。
これをバッテリーに接続して通電チェックします。
(↑一番初めにやるべし!笑)
こんな感じで取り付けました。
シート下がプレデターの髪の毛みたいになってますね。
電気が通っているか、インジケーターをチェックしてみます。
赤く光ってます!
バッチリ通電してましたね!
一安心。
これで、「非常に良い出品者」の評価ができそうです。
ちなみに、ETCカードを入れてないので、
「カードがはいってないぜ!!」
って、赤ランプがついてます。
次は、アンテナを取り付けます。
ETCの電波はどうやらカウルの素材である樹脂や、FRPを貫通して届くようなので、アッパーカウル内に取り付けます。
スクリーンの真下に取り付けるものだと思っていたのですが、ここでも問題ないみたいです。
ちなみに、ミラースクリーンは電波を通しにくいようなので、注意が必要です。
両面テープで取り付けます。
なので貼り付ける前に、シリコンオフで脱脂します。
エーモンの両面テープを貼り付けます。
バイクに取り付け。
インジケーターも両面テープで貼り付けています。
ザクの口元っぽいコードがいい感じにメカ感を醸し出していて、ルックスもGOODです。
全然違和感なし!
次は、プレデターヘアーの配線をまとめて整理していきます。
まずはバッテリー付近から。
これが
こんな感じに収まりました。
結束帯を使うと、めっちゃいい感じにまとめられます。
タンデムシート内も整理していきます。
なかなかのぐちゃぐちゃな感じ。
ハイフラ防止用の抵抗なんて、ただただ浮いてるだけです。
そんなシート内が...
こんな感じにスッキリ!
ちぎれいていた配線もキボシ加工し直して、ビニールテープで防水処理をしました!
いい感じ!!
最後は、ETCカードを入れて、使用可能かチェック!
「いつでもいけまっせ!!」のグリーンが点灯しています!
この状態で、ETCをくぐってみたのですが、サーっとゲートがオープンしました!
全く問題なく使用できます。笑
思わず
「しぇーい!!!」
と奇声をあげるくらい嬉しかったです。
というか、ゲートが開かなかったらどうしようという不安が払拭された安堵の方は大きかったかもしれません。笑
まとめ
いやー、無事につきまして、ゲートもくぐれました。
この爽快感ったらないですね!
僕はもう一つの愛車、セリカも自分でETCをつけたのですが、そちらはなかなかゲートが開いてくれなくて、いつも通る前にアンテナに祈祷しているのですが、どうやらその心配はなさそうです。
問題なく使えます。
ほんとは車体を再登録しないといけないようなので、僕も必ずいきますよ!!いつか!!!
これで、ゲート先で仲間を待たせたり、脇汗を流したりする心配は消えました!
ここで新たな問題が浮上したのですが、バッテリーから直接電源をとっているので、常時電流が流れている状態になっています。
なので、イグニッション連動で電流が流れる仕組みにしないと、エンジンをかけようとするたびに、バッテリーが上がってします。
ツーリングに行くたびに押しがけなんて、夏場は地獄です。
なので、その辺をいい感じに改良しようと思います。
電源のオンオフに関して、こんな工夫をしてまっせ!
なんてものがあれば、参考にしたいので、コメントいただけたら嬉しいです!
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!