バイクで旅すると、目的地を楽しむ時間より、過程の道を楽しんでいる時間の方が、圧倒的に長い気がする。
何時間もかけて目的地にたどり着いたのに、観光は30分以下。
だって、そこに着くまでの道で、心が満たされてしまっているから。
たぶん、バイク乗りってそんな、生き物だとおもう。
去年から、話題になったモネの池を旅してきました。
もちろん、絶景を楽しめました。
でも、結局鳥肌が立ったのは、そこまでの道でした。笑
最高のワインディング。記録に残せず大後悔。
マジで!!!
なんで動画撮ってなかったんだ俺!!
バカヤロウ!!!
と、激しく思ってしまうほどいい道。
〒501-2901 岐阜県関市板取白谷
尾張パークウェイを抜けて、国道41号線沿いをひた走る。
その後は、なんやかんやあって、県道81号線へ。
板取川の横を抜けるワインディングロード。
そこからが、このツーリングの真骨頂。
信号はない。エンジン音の中に、かすかに聞こえる川のせせらぎ。
木々のカーテンの合間を抜ける、おいしいカーブの数々。
最高です。
川の横は涼しい。というか、寒い。
風邪ひくかと思った。
というのも、
「朝の澄んだ空気の中で写真を撮ったら綺麗だろう」
と、6時に家を出ました。
先週が暑かったこともあり、メッシュジャケットの下は、Tシャツオンリー。
この時ばかりは、メッシュジャケットの通気性を恨んだ。
「寒ぃぃぃぃぃーー!!けど、綺麗ぃぃぃぃ」
と、何度奥歯を噛み締めたことでしょう。
噛み締めすぎて、歯槽膿漏ぎみの奥歯が、口からこぼれそうでした。
ただ、早朝のいいところは、車が全然走っていない。
あんなおいしい道を独り占め。
さらに面白いことに、後ろにGSX-R 750が。
謎の対抗意識が芽生えて、頑張りました。
余裕でベタ付きされました。
あんな道で3桁キロだしてはいけません。
しにます。
いろいろあったワインディングを終え、気づけばモネの池に。
いろいろあって、やっぱりバイクって楽しい。
到着、池の前。
お米も、朝日に照らされて、黄金色。
本当に気持ちい朝でした。
奥歯をガチガチいわせながら、池へ向かいます。
入れるギリギリまでバイクで行きましたが、車用の大きな駐車場もあるので、マスツーリングで来ようと思っている方も安心です。
神社もあるみたい。
お参りは…していません。
次行ったら、お参りします!!
肉眼より、写真の方が綺麗に見えるモネの池
写真だと、めっちゃ綺麗に見えるでしょ!!
この写真、無補正なんです。
でも、肉眼で見ると、
「おぉ、綺麗や。」
ぐらいの感想。
というのも、池自体は大きくないんです。
こんな感じで、引いてみるとポツンとあるかんじ。
近くのお花やさんが、池を綺麗にするために、睡蓮を植えて、近所の人が鯉を勝手に入れて完成したみたい。
だから、池に名前はなく、「名もなき池」というのが名前らしい。
普通に、綺麗です。
まとめ
生で見るより、写真の方が綺麗。
って、うちの母親も言ってました。
もちろん、生でも綺麗ですよ!!
いま流行りの"インスタ映え"狙いのスポットであることには間違いありません。
早朝にもかかわらず、若い女性もいました。
やっぱり、ここまでのワインディングは最高だったなぁ。
近くには谷てきな、別の絶景スポットもあって、それなりに楽しめるのではないでしょうか。
僕はこの後、飛騨古川を目指して走ります。
そこまでの道も最高だった。
別の記事で書くので、しばしお待ちくださいませ。
それでは、Have a nice 東海バイクライフ!