今年もだんだん暑くなってきましたね。
気張って着込んだレザージャケットの下は、
すでに汗だくでございます。
照りつける日差しの下、走った目的地は涼しい方がいいに決まっている。
せっかくバイクに乗って旅をするのだから、普段と違う景色が見れた方がいいに決まっている。
ならば目的地は決まり。
そう「滝」です。
滝があるのは、山の中。
山の中では、ワインディングで風を切る。
ワインディングの後には、見上げた先から流れ落ちる水の塊。
水しぶきを浴びれば、走った疲れはどこ吹く風。
避暑を楽しむライディング。
それが、滝ツーリングなのです。
ツーリングの目的地として、最適な東海の滝 6選をご紹介。
【愛知県新城市】百間の滝
全長120m。
一見ものすごく長く見えますが、
途中で滝が曲がっているたため、
全長を見ることができません。
滝壺に落ちる姿は、約40m。
それでも見応えは十分。
滝に沿って、歩道を下れるのは、ここならではの滝の楽しみ方。
パワースポットとしても有名ですね。
また、新城市ですが、地図上で南へまっすぐ下ると、浜名湖にあたります。
つまり、ほぼ静岡県です。
近くには、
阿寺の七滝(後述)や、大島ダムがあるので、
マイナスイオンツーリングには、最適。
名古屋から、片道115kmと気軽にバイクに乗るには、ちょっと遠いかも。
がっつりバイクに乗りたい方にはぴったりですね!
〒441-1611 愛知県新城市七郷一色
【愛知県新城市】阿寺の七滝
落差26m
七滝の由来は、滝全体が7段に分かれているため。
他とは違う、その美しさから、
「日本の滝百選」「国の天然念記念物・名勝」に指定されています。
深い滝つぼに落ちる、美しい曲線を描く滝は、
一見の価値あり。
陰陽師の安倍晴明が修行したと言われている、
神秘に満ちた場所です。
上に書いた「百閒の滝」まで、
バイクで25分程度なので、
この滝、もしくは「百閒の滝」を訪れた際には、
セットで避暑ツーリングなんていいかもしれませんね!
〒441-1621 愛知県新城市下吉田ハダナシ
【岐阜県養老郡】養老の滝
落差32m。滝幅4m。
日本の滝 百選に選ばれる、全国的に有名な滝。
高さ30m以上から流れ落ちる水が、岩々に砕かれる様は、まさに絶景。
養老公園駐車場から、養老公園を抜け、徒歩30分。
養老公園では、夏には新緑、秋には紅葉が楽しめます。
滝から流れる小川には、7つの橋がかかっており、できることなら橋を背景に、
バイクを撮りたい思ってしまうほどの、グッドロケーション。
そして、岐阜県養老郡といえば、「焼肉」
周辺住民ならば、周知の事実。
うまい肉が、安く食べられる。
もし、養老の滝へ行くのであれば、焼肉もセットでプランを考えるのがオススメです!
養老の滝でも、「養老乃滝」は居酒屋なので、ご注意を。
岐阜県養老郡養老町高林1298-2
駐車場料金:300円/1回
※オートバイ可
【岐阜県高山市】平湯大滝
「日本の滝百選」に選ばれた名瀑。
「飛騨三大名瀑布」
この滝が有名なのは、「氷瀑」になること。
冬には、厳しい寒さのなかで滝が凍りつきます。
ライトアップされた氷瀑は、見る価値あり。
2月には「平湯大滝氷結まつり」が開催されます。
まぁ、そんな時期にバイクツーリングで行くのは、
ものすごい危なそうですが…。
滝は落差64m、滝幅6m。
十分に見応えがあります。
滝の全景を俯瞰で見ることができるので、
その姿に、大自然を感じること間違いなし。
また、「平湯」といえば、温泉。
そう、ちかくには、平湯温泉郷が。
旅の疲れを温泉で癒して、一泊。
なんて、ちょっと大人のツーリングが楽しめるのは、平湯大滝ならではです。
〒506-1433 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
【岐阜県郡上市】阿弥陀ヶ滝
こちらの滝も、「日本の滝百選」に選ばれた名瀑。
落差60m、滝幅7m。
滝壺のすぐ近くまで近づくことができます。
苔の生えた、ゴツゴツした岩々と、新緑の木々に囲まれたそこは、
秘境感満載。
大自然を感じながらの避暑。
癒されそうですね。
岐阜県郡上市ですが、
郡上八幡などよりも、もっと北。
ウイングヒルズ白鳥などの、
ゲレンデが多くある地域にあるのが
「阿弥陀ヶ滝」
なので、ワインディングを楽しめること、間違い無し。
〒501-5101 岐阜県郡上市白鳥町前谷
【岐阜県大野郡白川村】白水の滝
落差72m、幅8m。
岐阜県大野郡白川村の白山国立公園内にある滝。
これほど雄大な滝にもかかわらず、
「日本の滝百選」に入ってないのは、
この滝に水を供給する上流のダムが、
観光シーズンの秋・夏以外は、放水を止めるためだそうです。
壁面を垂直に落下する姿は、「The 滝」といった印象。
山の中とういう立地と、水しぶきが相まって、
避暑には最適ですね。
近くには「大白川ダム」があるので、
滝とダムをセットで楽しめます。
名古屋から高速で3時間。
高速を降りて、滝に到着するまで約1時間。
ここをバイクで日帰りにするのは、相当タフ。
個人的には、近くの大白川温泉に泊まって、
翌日は世界遺産の「白川郷」を見学して帰りたいですね。
〒501-5507 岐阜県大野郡白川村平瀬大白川
まとめ
今回の滝ツーリングは、
「日本の滝百選」に選ばれている滝を紹介しました。
なので、滝の姿には満足すること間違いなし。
ですが、東海地方の僻地にあるので、
準備と気合がいりそうな場所ですね。
この滝ツーリングの需要がありそうならば、
もう少しライトな滝ツーリングをまとめてみたいと思います。
暑い夏は、涼しい場所で楽しむのが一番。
涼しい山々の中で、ジャケットを脱いだ解放感、たまりません。
そこにたっぷりのマイナスイオンを浴びて、
癒されようではありませんか!
ただ、風邪をひいてしまうので
汗はしっかり拭いてくださいね。
それでは、Have a nice 東海バイクツーリング!
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